ジョージ「ゴホゴホゴホゴホッゴホッ」

ディオ「お父さん。ご気分はいかがですか?」

ジョージ「うむ・・・大分良いよ。・・・ゴホッ。
ただ、咳が止まらないな・・・今日、医者に入院を勧められたよ」

ディオ「入院?それはしない方が良いです」

ジョナサン「!」?

ディオ「病院は施設が悪い癖に儲ける事ばかり考えて、入院を勧めているんです」

ジョージ「うむ・・・私も、断ったよ。自分の家の方が、安心していられる。
胸の痛みもなくなったし、手の腫れも引いたみたいだ。ゴホ、良くなっている・・・ゴホ」

ジョナサン「父さん・・・早く元気になってください。本当に!
(風邪をこじらせただけなのに、こんなに悪くなって・・・。
ちっとも良くなっているとは思えない・・・。」

ジョージ「ところで、ディオ!ジョジョ!優勝おめでとう!」

ジョナサン「ええッ!もう知ってるんですか?」

ジョージ「大学の友人がさっき来て教えてくれたよ!」

ディオ「酷い友人をお持ちです!僕らは真っ先に喜ぶ顔が見たくて、すっ飛んで帰って来たのにッ!」

「「「ワッハッハッ!」」」

ジョージ「いやいや、喜んどる!私は鼻が高いよ。素晴らしい息子達だ!
ディオ、君は特に頑張った・・・。卒業したら、なりたい者になるが良い!
援助は惜しまない。君は私の家族なんだからね」

ディオ「貧しい出身の僕らに、チャンスを与えてくれてありがとうございます。
益々励みたいと思います」




ジョナサン「(優勝旗。晃にも、見せてあげたかったな)」
ディオ「(待っていてくれ晃、必ずすぐにお前を迎え入れるっ)」



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