修練場
ツェペリ「しかたあるまいジョジョ、我らも薄々は感じていたんだ。それでも止める事は出来ない、とな。
今となっては、ここで一人にするより我々と行動した方がッ
な、なんて奴だ!まさに戦うことが生きがいか!骨はボキボキに砕けているはずなのにッ!」
下からの岩が崩れる音に目を向けると、どうやらタルカスがここまで登ってこようとしている!
ツェペリ「我々の目的はまずディオを倒す事だが、追ってくるなら仕方あるい!タルカスのやつをここで片付ける!
ジョジョ!そのガキンチョと晃を建物の中へ避難させろ!」
ジョナサン「なんだこの扉は!!おかしな手ごたえ!」
ポコ「き、気を付けて、ここは騎士たちの殺人修練場の遺跡!いろんな仕掛けがあるって噂だよッ!」
ポコが晃の背中にしがみつきながら教えてくれた。
嘘でも見捨てると言ったのに、もう懐いているのはやはり晃の魅力のおかげか。
ゆっくりとドアを開けて建物の中に入って行く
SW「ジョースターさん!何か出てくるぞッ!」
『ポコ君逃げてっ!!!』
ツェペリ「ジョジョ!晃ッ!!」
ポコ「兄ちゃん達っ!」
屋敷の中は真っ暗で気付くのが遅れ、スピードワゴンの言葉と同時に僕は鎖に繋がれた首輪をつけられてしまった。
そして晃はポコを突き飛ばしたため逃げ遅れ、もう一つの人一人がやっと入れるほどの丸い檻に挟み込まれ、そのまま鍵が閉まるような音がし閉じ込められてしまった。
晃を捕まえると奥の壁がしかけ扉になっているのか、部屋の向こう側へと一気に連れ去られ、その扉も固く閉ざされてしまい、一瞬のうちに晃の姿が見えなくなってしまった。
僕も鎖に引き上げられ屋形の内部に入ると同時に、入ってきたドアは閉じられてしまい、ロックがかかったのかツェペリさん達が入ってこれないようだ。
ジョナサン「晃ーッ!!く、くそっこ、これは!!タルカス!!」
タルカス「う〜む、なつかしい。双首竜の間、チェーンデスマッチ!
三百年ぶりに、やってみるか」
タルカスは、僕と同じ首輪をつけた。首輪同士はどうやら天井で繋がっているようだ。
首輪をはずそうと力を込めてみても、何本もの太い鉄でできていて止め具も特殊なのかびくともしないっ。
タルカス「48人を葬った、わしの最も得意とする競技の一つよ・・・」
ジョナサン「くっ、晃をどこにやったっ」
タルカス「他人の心配より、自分の心配をするんだなぁ。
きさまのその首輪、外す事の出来る鍵は俺の首輪のここについておる!
扉は試合中外から開かないようになっているし、俺の首輪をはずす鍵はお前の首輪にある。
そして、そのカギを二つ手に入れたものが、奥で囚われた宝を救いだせる!」
ジョナサン「す、救いだすだと!?晃は、晃に何をしたっ!!」
タルカス「心配せずともまだ死んじゃいない、最も大人しくしてればだがな。
時間切れになればその部屋に閉じ込められたものは塔の奈落へと落ちる!
ディオ様はえらくご執心だったようだが、会ってわかった、波紋を使えど所詮はただの小僧!わざわざディオ様に差し出す必要もない!
つまり、相手の首を吹っ飛ばして、勝った者のみが自由となれるルールよッ!」
甘く見ていたっ、いくら危ないとはいえ晃だけはゾンビに狙われないのではないかと。
理性のかけらも失ったゾンビどもに、あるじの命令を完ぺきにこなせる頭脳も意志も無いのだッ!
きと、タルカスは自分がカギを手に入れても晃を助け出さないっ。
僕が勝つしかないッ