ツェペリ「ジョジョオ!」


扉の小さな窓からでは、腕の一本しか入らず、ジョジョの姿をやっと確認することしかできない。


ポコ「ちくしょう〜。い、いつの間にかズボン濡らしちまった・・・。
も、もういやだ、この人たちといるのは!
この人たちはおいらたちの町に災いを運んできやがった・・・。」

SW「ツェペリさんあのレバーだ!この扉の、中からしか開けられんようになっているらしい・・・」

ツェペリ「ジョジョは一人でも戦うだろうが、ブラフォードを倒し体力の消耗が激しい!
どんな方法でもいい!中へ入って力を合わせねばッ!」

SW「ケッ、入れそうな所なんてないぜっ!明かり窓も小さすぎて猫か子供でしか入る事は出来ねぇ!
くそっ晃さんなら黒猫になって闇にまぎれてレバーを押せたかも知れねぇのにっ」

ポコ「っ・・・」

ツェペリ「扉があかないのなら仕方ない。
絶壁の下のタルカスの入った明かり窓から入るしかない」

SW「行くまでに時間がかかりすぎるぜ!!」

ツェペリ「だが他に方法がない!」


SW「う・・・う・・・。俺はいつも傍観者よ・・・。
なにもできねぇ、なにもしてやれねぇ!!」


私は急いで下に降りようとレンガの隙間に足をかけたその時、壁に飛び乗る音が聞こえそこに目を向ければ明かり窓に飛び移っている少年の姿が!


ツェペリ「ポコ!!」

SW「明かり窓!お、おいあそこから入るつもりかッ!や、やめろッバカッ」

ツェペリ「止めるんだッ!!あんな年端もいかない普通の人間が部屋に入ったら、十中八九タルカスに殺されてしまうぞっ!!」

SW「小僧ッ!行くんじゃない!危険だッ!!」

ポコ「晃にーちゃんは、僕を命懸けで助けてくれた、俺だって、おれだってねーちゃんを守るんだ!」


スピードワゴン君が止めようにもポコはすでに明かり間の窓の中に入って行ってしまった。


ポコ「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」


彼もまた、覚悟と未来を背負っているのだ。

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