『あぁ・・・うあああああ!!にいさああああん!!!』


晃の叫ぶ声が聞こえる、ぼくはまだ、いきているのか、いきが、くるしい。
せめて、せめて二人にだけでも逃げてほしいっ。


タルカス「ディオ様、命令通り始末、いたしました」

SW「こ、こんな、こんなこと、残酷すぎるッ!うあああああああああ」

ジョナサン「う・・・うう・・・
(スピードワゴン、ポコを連れて・・・逃げ)」

SW「ジョースターさん!」

タルカス「ぬう・・・首の骨が折れたのにまだ息があるのかこの若造・・・。
とどめを刺してくれる!」

『ッやめろっ!!ジョナ兄さんに手を出すな!僕が相手になるッ!!』

タルカス「貴様は所詮はお飾りに過ぎん。そこで、無残な兄と師匠の死を見ているがいい!」

『死・・・な・・・!』


晃の声が震えている・・・泣いているのか・・・泣かせた・・・。
晃をっ・・・
脳の酸欠と激痛で飛びそうになった僕の意識を晃の声が繋ぎとめたその時!!
右手に温かい力がっ僕の右手を誰かが、ツェペリさんが握っている!?
これは、暖かい・・・晃の波紋と同じ暖かな生命のエネルギーを感じる!!


『死なせる・・・ものか・・・』

タルカス「まだ言うか、所詮貴様らはここで死ぬ運命なのだ!」

『勝手に決められた望まない運命なんて、誰が受け入れるものか!』

ツェペリ「ジョ・・・ジョジョ」

タルカス「やつもまだ生きているのかっ!」

ツェペリ「思えば、晃の能力はどこかこれと似ている・・・。
我が究極の・・・我が究極の、我が究極の奥義・・・ジョジョに捧げる!
ジョジョ、ついでくれわしの意思を!!
究極!深仙脈疾走(ディーパス・オーバードライブ)!!」

ジョナサン「グゴアアアアアアアア!!」


体中に波紋が走る!首の骨が治り、体中の傷が癒え、それ以上の力が全体を包み込み!
体のそこから波紋のエネルギーがわいてくるようだ!熱いっ体中が熱いっ!
これは、呼吸で生み出されたものではない!ツェペリさんの生命のエネルギーそのものっ!?
それと同時に僕ら二人の体をそれぞれ一つずつ、黒い球体の波紋が旋回しているのが目に映った。
その球体には何かも紋章のような模様が・・・なんだろうか、どす黒い色なのに何処か優しい・・・。
見間違いか錯覚か、僕の周りをまわっていた球体はその場で旋回を始めすぐに見失った。
ツェペリさんの所のモノは彼の体に触れると、まるで吸い込まれたかのようにフッとその姿を消した。


ツェペリ「フフ・・・ジョジョ、わたしの生命エネルギー全てを捧げた・・・ぞ」

SW「お、おっさん・・・ツェペリのおっさん!うぁあああああっ!」

タルカス「てめぇら二人とも、わしの足底でズタボロと化せいーッ!」


体にみなぎる力!!手もとの鎖を使い、さきほどやられたように鎖を引きタルカスの体を天井まで持ち上げる。


タルカス「こ・・・こいつゥ・・・」

SW「ジョ、ジョースターさんがタルカスを吊り上げた!
ツェペリのおっさんの波紋が首の骨を治癒したんだ」

『兄さんっよかっ・・・た』


晃のほうから倒れる音と檻をぶら下げた鎖がかすれる音が聞こえた!
安心して気を失ってしまったのか、まだ晃をあの危うい状況から助け出せていない、早く晃をっこの首輪を壊し助けにッ!
タルカスを吊り上げている鎖を足で踏みつけ固定し、ヤツの体を空中にとどめておく。
僕は自分の首に手をかけ、鎖を引き上げる以上の力を込める!


ジョナサン「ヌウウウ!ぬうううっ!」

タルカス「ヌハハーッ!マヌケー!その首輪を引きちぎる気か!人間のてめぇがか!ディオ様に力を授かったこのわしでさえてこずる鋼鉄をよ!」

ジョナサン「うおおおおおおー!うおおおああー!ッ
許さん、タルカスー!」

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