ディオ「それはそうと、ジョジョ・・・あの派手な帽子のヒゲのおっさんはどうしたね?どこにいるんだ?」

ジョナサン「!!・・・ディオ!
僕の気持を聞かせてやる・・・。
紳士として恥ずべき事だが、正直なところ今のジョナサンジョースターは・・・。
恨みをはらすためにディオ!きさまを殺すのだッ!」

ディオ「フン!来おい!ジョジョ!」

ジョナサン「おおおおおおお! !?
ダ・・・ダイアーさん!」

ダイアー「ジョジョ、お前はさがっていろ、奴への恨みなら、このダイアーが先にはらす権利がある!
ツェペリさんとは、共に苦行を乗り越えた20年来の親友なのだ!
ディオとか言うやつ!このダイアーが、お前を地獄の淵に沈めてやる!」

ジョナサン「やめろ!ディオには貴方の知らない隠された能力がある!」


ジョースターさんの肩を引きとめたダイアーさんは、自身があるのかディオに向かっていく。
いくつもの姿の幻覚がブレて見えるような動きで近づき、ジョースターさんの時と同じようにスローな蹴りをディオに当て、その両腕を左右に開かせ頭部をがらあきにした。


ダイアー「かかったなアホが!稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)!」

SW「すげぇ!蹴りと同時に手刀をクロスさせることで攻撃と同時に相手にさらす事になるボディを防御する!攻守において完璧だ!」

スト「これをやぶった格闘者は一人としていない!」


ジョースターさん試した時は模擬ゆえ手刀を十字に組んではいなかった。
したがってその欠点は頭突きやふくみ針などの攻撃に弱い!だが十字空烈刃はその欠点をおぎなっている!

が、その瞬間、ダイアーさんの体は凍りついた。


ジョナサン「ううッ!」

SW「あ・・・あれは!!」

ディオ「無駄無駄無駄無駄ァーッ!」

ダイアー「う・・・動かん」

ジョナサン「!気化冷凍法!」

SW「相手の体内の水分を一瞬にして気化させることから、熱を奪い凍らせる!
体を凍らせれば、血液の流れから作る波紋は、ディオには決して流れる事はない!
そ・・・それにしても凄まじいのはディオの能力!体全体を一瞬のうちとは!」

ダイアー「き・・・きさま」

ディオ「貧弱貧弱ゥ・・・ちょいとでも俺にかなうと思ったか!マ・ヌ・ケがぁ〜!
きさまらは犬死にするためにここへ来たのだ!よって、もっとも残酷な死を送ろう!」

スト「ダッダイアー!」
ジョナサン「やっやめろーッ!」

ダイアー「うわあああああああーッ!!」


ディオは掴んでいた足からひびを入れ、ダイアーさんはそのまま、凍らされた体を無残にも、俺達の目の前で砕かれてしまった!
なんということ!ツェペリさんと一緒に長年修行していた波紋使いがこんなにも簡単にやられちまうなんて!!


ジョナサン「うっ!くぅっう!」

ディオ「ジョジョいくぞ!次に死の忘却を迎え入れるのはお前よ!」



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