血戦
ディオ「カエルの小便よりも・・・下衆な!下衆な波紋なんぞをよくも!
よくもこのおれに!いい気になるなよ!KUAA!
てめえら全員!亡者どものエサだッ!青ちょびた面をエサとしてやるぜッ!」
SW「出たな!やつのこの世のどんな悪よりもどす黒い性格が!
これまでの冷静さやダンディな態度など、単なる仮面にすぎねぇ!
これがやつの本性!初めて味わった、奴の屈辱的波紋初体験ってわけよ!」
ダイアーとか言う男、俺の右眼を抉った男は、俺の気化冷凍法で、全身を凍らされ、砕かれ、首だけになりながらもくわえた薔薇に波紋を通しその茎を俺の右眼に付き刺した。
晃と同じ色の目を、晃の目を!!
よくもっよくも、よくもよくもよくもよくもよくもよくもッ!!!
それだけで俺はこいつらを弄んでやろうという気持ちさえも吹き飛ぶほど本状をむき出しに激昂したッ!
屋敷中にはびこらせた亡者を全員呼び寄せて連中を襲わせる。
これでもし、晃と同じ左目だったら・・・。
一対一や決闘などどうでもいいほどに俺自身がジョナサンに襲い掛かっていただろう。
それにしても、能力がここまで向上していたのは驚いた。嬉しい誤算だ。
俺は、足だけを凍らせるつもりでいたのだが、気化冷凍法は瞬時に体を凍らせてしまった。
晃とのキスからずっと、体の中から力が湧いてきていることから晃がこの俺に力をくれたのだとわかる。
晃は・・・波紋を身につけたはずの晃は、同じ波紋使いのジョジョではなくこの俺に味方している!
ディオ「WRYYYYYYY!」
ジョナサン「こおおおおおおォーッ!!」
ディオ「絞り取ってやる!貴様の命を!」
ジョナサン「清めてやるッその穢れたる野望!」
戦いの合図とともにジョジョが俺の目の前に薔薇を投げつける。
しまった、先手を取られてしまった。先に仕掛けてきたのはジョジョ、薔薇に波紋でも流し込まれていたら先程の二の舞になるため、俺は素早く気化冷凍法で薔薇をはたき落とす。
ディオ「こ、こいつはいつの間に薔薇を隠し持った!?
WRRRRRRRY!」
ジョナサン「今だあーッ」
ディオ「し・・・しまった!こいつ!闘いなれてやがるッ!
GYYYYAAAAAAAーッ!」
ジョナサン「うおおおおおおお!」
俺の首めがけて突き出された剣を避け、左からジョジョの首を狙い、腕を突き出すが、それよりも先に右腕に剣が突き刺さりそのまま切り離される。
そのまま、再度振り上げられた剣は、俺の頭部ごと腰まで一気に真っ二つに切り裂いた。
SW「やった!ついに倒したぞ!ディオをッ!!」
ディオ「ちがうね!ゴボゴボ・・・マヌケどもが〜!!」
SW「なっ!?」
ジョナサン「こ・・・これは!?凍っている!」
ディオ「貧弱貧弱ゥ〜ッ!!」
ジョナサン「ぐあっッ!」
人間ならこれでチェックメイトだろうが、この俺が切り裂かれたごときで倒せるとでも思ったのか!
波紋での負傷で無いのなら、回復に必要な分のエネルギーも、晃の血で十分残っている!
ディオ「WRRRRYYYY!!これで貴様も我が夜のしもべとなるんだーッ!!
フフフ、嬉しいだろうジョジョ、これで晃ともお別れせずにすむんだからなぁ。
お前には特別に、晃の側近にでもしてやろう!」
ジョナサン「うううッ!」
晃のことだ、多少ショックは受けるだろうが、この際人間だろうがゾンビだろうがジョジョが生きていれば喜ぶだろう。
多少癪ではあるが、認めてやる、ジョジョ。
貴様も晃の兄であるということをッ!