炎と氷
SW「は、入ったァァーッ!!」
トンぺティ「いや!良く見ろ!あの手ごたえでは波紋は失敗じゃな・・・」
SW「ええっ!?」
ジョナサン「う・・・腕が!腕がまた凍らされている!
顔に触れただけで凍るのか!」
ディオ「つめが甘かったな・・・ジョジョオー!」
ディオの腕の断面から切り落とした腕へと血管が伸び、切り落としたはずのその腕がディオの元へと戻り!くっついたッ!
まさか、ばかな・・・今は血を吸っていないのに回復している!?
ディオ「このディオ、貴様の精神の爆発力・・・認めよう!
今の炎であぶる思い付き、素晴らしものがあった事も認めよう!!
ンン〜〜。だが!ジョジョオ!このディオの冷凍法は絶対破れん!
腕の一本なら触れただけで十分!全身でも二秒で完璧に仕上げようぞ!」
切り裂いた頭も体も、自分自身で断面を合わせるだけで何事も無かったかのように元通りにくっ付いているッ。
だが、右眼は負傷したままだ。
やはり波紋の攻撃でなければ効かないのかッ。
呼吸法で血液の流れを調整し、送り込まれたディオのエキスを首の傷口から体外へと放出する。
まだ少量のうちにディオから離れる事が出来てよかった・・・。
しかし、晃には血液の流れを操るほどの波紋法を身につけてはいないはずッ。
血を吸われたとなれば少なくともゾンビに、考えたくもないが、最悪死んでいる可能性だってある・・・。
だが、まだ無事に生きている可能性だってある!!!
諦めはしない!!晃を助ける!!!
僕は再度拳を構えなおす。
次の一撃で、必ずディオに波紋を送り込むッ!!
SW「吸血鬼のエキスを絞り出したのか!ジョースターさんはまだあきらめていねぇ!」
ディオ「なんだ〜その緊張した構えは!まだやる気かァ!
足掻いても足掻いても、人間の努力には限界があるのさ!
波紋法の修行努力など
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アー!
猿が人間に追いつけるかーッ!
お前はこのディオにとっての、モンキーなんだよジョジョォォォォーッ!!」
ジョナサン「ちがう、信念さえあれば人間に不可能はない!
人間は成長するのだ!してみせるッ!」
ディオ「できないねッ!貴様はゾンビになるからなあ。
WOOORRRYYYYYYY!!」