SW「ジョースターさーん!どこだーっ」
「じゃまだどけい!」


三人の姿を探していると、大きな荷物を担いだ男達とぶつかっちまった。
なんだありゃぁ、ずいぶん豪華な作りをしているが棺桶見てぇだが、この船はそんなもんまで運ぶのか?


「まったくおもてぇな、何が入ってんだ?」

「しるか、昨夜妙な東洋人が来て頼まれたんだよ!」

「ん?・・・お、おい、今何か音が」
「つべこべ言わずに積み込めーッあの船に乗せなきゃ金もらえねぇぞ!」

SW「いってぇ・・・何だ今の」

ポコ「スピードワゴンさん!ほら、三人だよ!おーい!!ジョースターさーん」


まぁ周りを見りゃ、それぐらいの大ダルや箱もあるから、輸出入や客の積荷でもあるんだろう。
ポコが手を振る甲板には、ジョースターさんとエリナ嬢、そして晃さんの姿があった。

まったくめでたいぜ。幸せになってくれよ!俺はいつまでも応援するし、困った時はいつでもどんな所でもかけつけるつもりだぜ!
もとも、かえって足手まといかな。


SW「だが、この旅行から晃さんが帰ってきたら、俺はあの人に伝えるんだ」


一生傍で、今度こそあなたを守り続けたいと。


船の汽笛が響き、港から出航する三人を、お互い手を振りながら見送る。
晃さんの頭には、俺と一緒に買った帽子がのっており、それを風で飛ばされないように片手で押えながらも手を振る姿がたまらなく愛おしく思えた。
しかし、港町の突風のせいか、元々大きかった帽子は晃さんの頭を離れて飛ばされてしまった。

風下にいた俺はなんとかその帽子をキャッチし、晃さんの方へと母子をもった腕を大きく振ると、声は聞こえないが確かに有難うと言いながら俺と同じく腕を振ってくれた。


ポコ「ジョースターさーん!おしあわせにーー!!」


帽子からはさっきまでかぶっていた晃さんのぬくもりと、ほんのりとした甘い香りがした。


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