「すいません、おひとりですか?///」
「あ、あのっ良かったら一緒に踊りませんか?///」
「よかったら私とっ///」

『僕ですか?えっと・・・』


夕方、船内のダンスパーティで局が終わりエリナと休憩していると、少し離れていた晃が数人の女性に囲まれていた。
・・・胸がムッとしてしまったのは、きっと晃が少し困った顔をしていたからだろう。
そういえば、貴族の社交界の時も晃はけっこうモテていた。
あのころは、殆どディオの元に女性が集まっていたけど、思えば晃に近づく女性は全員ディオが引き寄せていたようにも見えていた。


ジョナサン「エリナ、次は晃と踊っておいで?
晃は恥ずかしがり屋だから、知らない女性より君の方が嬉しいと思うよ」

エリナ「そうね、行ってくるわ。
晃、一緒に踊っ・・・あら、ごめんなさい。お邪魔だったかしら?」


晃に背を向けていて気付いていないエリナに声をかければ、彼女はすぐに向かってくれた。
エリナを見て女性達は晃から離れて行った。そりゃあこの場でエリナが一番素敵な女性だからね!
僕が言ってもよかったのだけど・・・。
あれ?なぜ僕はそこまで・・・。


エリナ「あっ・・・ご、ごめんなさい晃、本当にお邪魔だったのかしら!?」

『ううん、そんなことないよ?ちょっと困ってたところだったから』

ジョナサン「晃、あまりしつこいようなら僕らの近くにいるといいからね?」

『・・・うん、ありがとうジョナ兄さん』


恥ずかしそうに、だけど楽しそうにエリナと踊っている晃を見て、次は僕と一緒に踊ってくれないかななんて考えて、今もステップを間違えないようにと一生懸命な晃に女性のステップは難しいかなと思って笑みがこぼれる。

晃と操縦室を見た日は、昔に戻ったみたいに二人とも年甲斐もなくはしゃいでしまった。
エリナも長旅で疲れたのか、僕らに気を使って一人部屋の晃の部屋で先に眠っていたので僕らは久しぶりに兄弟で寝ることになった。


ジョナサン「どうせだから、久しぶりに一緒にシャワーを浴びようか」

『え!?///そ、それはちょっと恥ずかしいかなぁ///』

ジョナサン「Σそっ///そうだよね、はは、晃と久しぶりに一緒に遊べたから・・・。
ちょっと昔に戻っちゃったのかも・・・」


恥ずかしがる晃も可愛いけど、ここでちょっと悲しそうに言えば、晃が折れてくれるんじゃないかって思ったのはずるいかな・・・。
でも、晃は思った通りに僕に嬉しい返答をくれた。


『・・・い、いいよ?///今日だけならっ!///』

ジョナサン「ほんとうかい?///嬉しいなっ!はやく行こう晃っ!!」


懐かしくて体の洗いっことかをして、僕が肌を傷つけないようにと、そっと洗ってあげてる間くすぐったそうに身をよじる晃がとてもかわいかった。
晃に頭を洗って貰っているのがとても気持ち良くて、晃は今日だけと言ったけど、また頼もうと思う。
・・・お湯が熱かったのかな、顔と体のほてりが収まらない。

ベッドに入って、抱き合いながら眠りについたその日、僕は、エリナと晃と僕らが子供のころに戻って一緒に遊んだ幸せな夢を見た。



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