エリナ「晃、どこに行ってしまったのかしら・・・」

ジョナサン「昨日もっと探検したいって言ってたからね。
(猫になって奥にでも・・・っていた!!)
エ、エリナ、今日は二人で過ごさないかい?」

エリナ「え?え、えぇ、そうね///」


ふと目線をあげた先で、渡り鳥たちに囲まれて昼寝している黒猫がっ!!
エリナも猫の姿の晃を知っているので、ここにいる事がばれない様に船室へと戻ることにした。

その時、一人の神父が僕らに声をかけてきた。


神父「もし、あなた方のお連れの方の名はやはり晃さんとおっしゃるのですかっ」

ジョナサン「えぇ、貴方は?」

神父「私はスティクスと申します。一年ほど前、お連れの方に命を救われたものです。
お恥ずかしい話し、神父等をしていましたがその頃の私は神などを信じていなかった。
ですがその私を救ってくださったのは晃様なのですっあのお方は私の事等覚えていないでしょうが、私は彼にもう一度あってお礼が言いたいっ」

ジョナサン「(そうか、ツェペリさんが言っていた。晃は一年間療養所で過ごしていた。彼はその時の・・・)
僕らも丁度彼を探していて、でもお礼はいらないと思いますよ」

スティクス「それは、なぜ?」

ジョナサン「貴方は今、ご自分の事を覚えてないだろうと言っていた。失礼ながらその通りだと思います。
彼は、赤の他人の命を救うことを特別でもなんでもない「当たり前の行為」と思っているからです。
だから彼にとって、貴方が出来る事は、その命を大切にすることでしょう」

スティクス「おぉ・・・なんと慈悲深き・・・わかりました。このご恩は私の命でお返ししていきたいと思います」


そういってスティクス神父は僕らに神のご加護があらん事をと祈ってくれると、部屋の中へ戻って行った。
エリナと部屋に戻り、しばらくして僕が一人の時に人の姿の晃を見かけたので人の居ないのを確認して晃の部屋で二人きりになる。
猫の姿になていた事を注意したら、僕が起こったのが怖かったのか驚いたのか猫耳が出てしまい、シュンとしたように下がってしまって僕の方が罪悪感を感じる。


ジョナサン「冷や冷やしたからもう猫の姿はやめてね?」

『うりぃ・・・ごめんなさい』

ジョナサン「(猫耳の晃も可愛いな・・・今度、耳とかしっぽとか触らせてもらえないだろうか)」



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