誰視点だと思った!?残念!晃ちゃんでしたー!
・・・はいごめんなさい。

実は意気揚々と・・・まではいかないまでも、旅立ったあの日から先生の助手として働いております。
各地で囚われたり、不法に売り払われそうになっていたり、怪我や、暴れて手を付けられないといった動物を保護し、研究施設(とはいっても生態調査だから薬物とかは最低限)につれていく。

そして本日は二回目の船旅。
意外にも有名な先生らしく、ジョースター卿の援助もあり、豪華な客船に乗っております。
一回目の時はそりゃあもう初の船旅と豪華な船に、テンション上がりすぎてあれ、これ沈むんじゃね!?なんてフラグを感じたわけですが、大丈夫でした。

しかし!一回目が大丈夫だからって二回目が大丈夫とは限らない。
僕的にはタ○タニック的なものを想像していたわけですが(それも起こって欲しくないが)
なんとバ○オハ○ード的なものでしたー!!

なんでテンション高いかって!?絶賛格闘中だからだこのやろうっ!!(泣)
何度蹴り倒しても起き上がって来るし、どうやら某ゲームのごとく頭部破壊が効くようだが、
僕の貧弱な蹴りでは吹っ飛ばすのが精いっぱいだ。
乗客や乗組員が避難している中、僕は一緒に乗っている動物たちの檻を開け、共に闘っている。

しっかりとした客船で、動物たちの分の救助船も先生が個人で用意してあり、泳げない子や飛べない子、戦えない子は先生と一緒に避難している。
僕は鷲や禿鷹、ホッキョクグマやカバなど(まだ、名前が決まってない)と一緒に陣形を組んで看板の上で乗客の避難の援護を行っているが、このゾンビ、感染するのか次々と増えていく。
その事をこの子達に伝えていると、逃げ遅れていたのか、船室の奥の方からモノクロのシルクハットと、スーツを着こなしたおじさまが現れた。

しかし、それと同時に倒し切れていないゾンビがおじさまを襲う!

僕は自身の体に回転をかけ、目の前のゾンビを体重をかけた蹴りでめいいっぱいい蹴り倒し、ついでに2、3人巻き添えにして倒れさせて道を開ける。
僕が通った後は、カバがとどめを刺してくれており、急いでゾンビの元へと走る。

しかし、距離があったため、おじさまがゾンビに捕まってしまい、それでも間に合えと蹴りを入れる体制に入る時、
おじさまの体が光り出し、その瞬間、襲っていたゾンビの体が灰か砂のように崩れ落ちた。


「驚いた・・・君は生身のまま戦っていたのか」

『え、いや、僕だけでなく動物たちが力を貸してくれて・・・』

「ほぉ、それは頭の上にある耳となにか関係があるのかね?」

『Σえ、しまっ!!』

「ほっほっほ、まぁ、この騒動の中なら乗客は髪と見間違えるじゃろう。
気になるならほれ、私の帽子をかぶっとれ」


そういって、おじさまは僕に高そうな帽子をかぶせてくれた。


「さて、一般人に頼むのは申し訳ないが、いかんせん数が数でな。
船もじき沈むようだし、これ以上被害を出さない為にもちーと手伝ってもらえるかの」

『え、あ、はいもちろフゴッ
「ちょいとすまんの、一時的じゃが波紋を使える秘孔をつかせてもらった。
ほれ、その足ならすぐにゾンビどもを倒せるじゃろう」


それが師匠、ウィル・A・ツェペリ男爵との最初の出会いだった。



・・・ (・A・)
はいふざけましたすいません。

前へ | 次へ 1/5ページ

総合ページ 18/183ページ

↓URLリンク修正すること[戻る] [HOME]