結局、あの後、一撃でゾンビも倒せるようになったので、戦っていた動物たちも避難させ、その後、船が爆発し出したので急いでツェペリさんと一緒の小舟で、海に避難した。
動物だけ戻っていったら、先生驚くだろうか。


ツェペリ「ぬ、い、いかん鮫が寄ってきている!しかたない、波紋で少し大人しくしてもらおうか」

『ま、待ってください、もしかしたら』

「大丈夫か王よ・・・」
「その人間・・・王の仲間か?」

『王・・・僕の事?やっぱり、君たちも僕の言葉がわかるんだね。
申し訳ないが、近くの島、もしくは船でも構わない。僕らをそこまで運んでほしいんだ』

「お安い御用だ王よ」「我らに掴まれ」
「そいつ、くっていい?」

『ありがとう、食べちゃだめ。ツェペリさん、この子たちの背びれに捕まってください』

ツェペリ「なんと、鳥や獣だけでなく魚類である鮫までも」

「魚類とは人間が勝手に分けたもの」
「我々は知能がある。だから王を理解できる」

『良く解らないけど、言葉を理解できる知能を持った子たちとは、お話しが出来るようです』

ツェペリ「そうか。む?おぬし、まだ波紋が流れているな。水が波紋を描いている」

『え?あ、そう言えば波紋ってなんですか?』

ツェペリ「うむ、おぬしには後でゆっくり話ことにする。才能があるようだ」


そう言うと、ツェペリさんは海の上に立ちあがった。
・・・NA○UTO!!チャクラが練れるのかこのおじさま!!!

少し遠くでは救助船が、僕らの船の乗客を助けているようで明かりが見えた。
鮫が大量に姿を現しては他の乗客がパニックになると思い、鮫のボスっぽい子に近くの島まで案内してもらうことにし、おじさまはその案内に従って海の上を歩き、僕はそのまま背中に捕まって泳ぐことにした。

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