ゾンビの群れ、響く乗客の悲鳴、泣いている赤子を抱いている女性、寄り添い泣いているエリナ。


ディオ「こ・・・こいつ・・・死んでいる!」


ディオ兄さんの言葉に目を向ける。
ジョナ兄さんが、ディオ兄さんの首を抱えて座り込んでる。


後ろで爆発音が響く。

文様が浮かぶ。

体が何かで覆われる。

ジョナ兄さんの体を片手で引っ張り上げる。

棺に入れる。

女性ごと赤子を抱き上げる。

エリナも担ぎあげる。

二層目に入れる。

あぁ、上だから一層目か。

力があふれる。

猫になれない。

戻れない。

爆発がひどくなった。

一人用なのに女性二人。

いける

外から蓋をする。

中からは鍵をかけてくれないだろう。

外からかけては、出られない。


すぐ後ろで爆発音が聞こえた。


背中が熱い。


爆音で聞こえないはずの、ディオ兄さんとエリナの、僕を呼ぶ声が聞こえた時。

嬉しかった。


ジョナ兄さんの声が聞けたらなんて思うのは、ぜいたくだろうか。




あのころは、三人の声が聞けるだけで




僕は幸せだったなァ



体が熱い

体の中が熱い

胸にしまった懐中時計は落してしまったのか

何かが僕の中から抜け出る

ぼくはkg









































































































前へ | 次へ 2/2ページ

総合ページ 179/183ページ

↓URLリンク修正すること[戻る] [HOME]