ジョナサン「幸・・・わせ・・・に・・・・・・    」

ディオ「はなせ・・・ジョジョォ・・・はなすんだ、考えなおせジョジョ。
お前にも永遠をやろうではないか!
その傷も治す・・・エリナと、晃と永遠を生きられるぞ・・・ジョジョ!」


この際、体を奪うのはすぐでなくてもいいッ!
それ以上にこの状況はまずいッ!!
晃にもらった血も、先ほどの時攻撃で大分流してしまったッ。
爆発に巻き込まれてはジョジョの肉体は燃え尽き、俺自身もダメージを、なにより棺の中にいる晃がッ!!

こいつももう死を自覚しているはず!
結婚し、これからの幸せを目前として、自らこのディオとの死を選ぶはずがっ!?


ディオ「ジョジョ・・・!?」


ジョジョの目が、晃と同じ炎の光で揺らめく。
胸から聞こえていた鼓動が途切れた。


ディオ「こ・・・こいつ・・・死んでいる!」


それでもジョジョ腕の力は緩まる事がなく、腕からぬけ出せない。
血が足りないッ、声すらも出せなくッ、このままでは俺も逃れきれんっ!!

爆発音が響いた瞬間、何者かに引っ張り上げられ、ジョジョの体ごと何かの箱の中に落とされる。


ディオ「っ!!」


ここは、棺の中!晃の温もりがまだ残る、棺の二層目!
そこに俺はこのジョナサンの巨体ごと軽々と入れられたのか!?
ジョジョの腕の中、急いで首を動かし、その人物を見る。

棺の二層目に蓋をされる瞬間、黒い獣を見た。
俺とジョジョと、同じ・・・一瞬、眼があった


ディオ「晃ッ!待てッ!!!お願いだ待ってくれッ!!!待っ


閉じられた蓋の上からまた何者かが入ってくる音が聞こえ、俺は無意識に読んだ名前にハッとなる。
あれは晃か!?いや、違う、様子が・・・最後の蓋が閉められた。


どうやら女が入ったようだが、晃の名前を叫んで・・・


ディオ「(まさか!!外にっ!!)」


いやこの棺は大きめに作ってあるはずだ、いくら二層目にジョジョと俺がいるとしてもそれは想定内でっ。

ディオ「(女と赤子ッ!!)」

晃が俺たちと、見ず知らずのおや子を抱えたエリナごとこの棺の中に避難させたのだと気付いた瞬間、
入るべき人間を外に残し、棺はいくつもの爆発の轟音に包まれた。




ディオ「(やめろっ待ってくれッ!!とまって・・・とまれっ・・・)」




腕のない俺は、その手が、届くはずもない相手へ空を切る事も出来ないまま・・・




ディオ「(頼む晃・・・またお前を失うなどっ・・・待ってくれッ・・・
時・・・よ・・・)」




聞こえるはずのない
小さい小さい首輪の鈴の音が


重厚な壁の棺の中まで


ちりんと響きわたった

























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