付いた先では僕は無一文になってしまっていたのだが、ツェペリさんのお知り合いに拾われ、保護される事になった。
その時も、僕が弱く薄く出はあるが波紋をまとっている事に驚かれた。


ツェペリ「しかし、見た事のない波紋。目視では確認するのがやっとだ」

『・・・才能ないんじゃないんでしょうか;』


僕にもチャクラまたは念が!!なんてテンションあがっていたが、ツェペリさんとその仮面とやらの話を聞いて、波紋についても説明をもらった時にはどんどん急降下していった。

まじか、ゾンビとかほんとホラー耐性無いんでもう二度と御目にかかりたくないのだけど。
救いなのは姿かたちが必ずしもバイ○ハ○ードみたいなグロテスクなものじゃない事ぐらいだが、人間の姿をしているためやっぱり倒すのは気が引けるといえば、彼らはもう死人なのだと言ってくれた。
どうやら、船の上で僕が彼らを倒してしまった事に感じている罪悪感を見透かされていたようだ。

そして何より、僕もわかるが僕の波紋は例えるなら湯気程度、ゾンビを倒せている時のはツェペリさんに貰った波紋のおかげだったのだろう。
テンション下がるわーと思ったが、ツェペリさんのお知り合いの療養所のお仕事を手伝っているうちに、僕の波紋は回復能力がずば抜けているようだってことがわかった。
自身の回復は勿論、相手の回復も威力は落ちるがする事ができる。

実はあの後もずっと、お知り合いの療養所で世話になっていた僕は、海から流れ着いたゾンビが療養所の子供を襲うとしていたので、庇った際に深手を負った。
その後すぐにツェペリさんが駆け付け、見事勝ったのだがツェペリさんも負傷してしまった。
その時、波紋は本来治療のために使われていたと言う事を思い出し、回復しろー回復しろーと念じてみたら完全ではないが傷をふさぐ事が出来た。
が、異常に腹の減り猫耳もしっぽも出てきてしまうので、力の使い過ぎには注意が必要だ。

まぁ、僕は体の内側で波紋を練って持っているようで、手で触れても回復は出来るのだが、直接口を当てた方が無駄なくエネルギーを使えるみたいだったので、基本は手からエネルギーを送り回復するのだが、子供相手になら腕や手にはキスをしている。

あのあと、二週間ぐらいは回復にあたり、その後、ツェペリさんと波紋の修行もしてみたのだが、いくらやっても呼吸法を身につける事が出来ず、一日修行するだけで疲労で倒れてしまった。

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