医者「若いだけあってか回復が早いね、弟君は先に外に出ているそうだが、無理はしないようにね。
お屋敷の専属医にこの資料を渡してくれたまえ」

ディオ「あぁ」

医者「それと、看護婦が君に倒れていた近くで落ちていたと持ってきたのだが、これは君のものかね?」

ディオ「(石仮面とナイフ!!)はい、ありがとうございます」

医者「そうか、暴漢に襲われたようだが、君のようなお坊ちゃんには護身用にはナイフより銃の方がお勧めだ」

ディオ「(銃か・・・あの吸血鬼には銃は聞くのだろうか。
いや、きっと倒せるのは頭部破壊か太陽の光・・・。
人間とは違う力・・・晃のような・・・人間とは違う・・・)」


少しすると兄さんが病院から出てきた。
痛々しく腕が固定され、首から布でぶら下げている姿に肩を貸そうかと聞くと、潰れてしまうだろう?と笑われながら大丈夫だと断られた。


・・・たしかに潰れそうになったのでなにも言えまい。



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