SW「おい、お前、何をするつもりだ」

『助け・・・ないと、まだ生きてるかも』

SW「何!?助けるだと!貴様東洋人!!まさかディオの仲間か!!」


銃で撃たれ窓に放り出されて、気が付けば撃たれたはずの怪我は回復し、体中に力がみなぎる感覚。
銃であれだけ撃たれたのならば、普通の人間なら即死だろうに、可愛い弟は俺を助けようと、苦手な雷雨の中、窓から外に出てきた。
ふらふらとおぼつかない足取りの晃を抱え上げる、窓の上のレンガを片手でつかみ、体を隠す。
それにしてものどが渇く、あの老人もこのような感覚だったのだろうか。
だが不思議と晃を襲おうとは思えなかった。
目の前の細く白い首は美味しそうではあるが、それはまたじっくりと味わう事にしよう。


ディオ「しがみ付いていろ、晃」

『(ぎゅーっ)』


俺の声に素直に従う晃の頭を撫でると、猫の耳が出ていた。
見ればしっぽも出ているので、俺の危機に能力が暴走しているのだろう。


SW「し、死体がっディオ・ブランド―の死体が無いっ!!」

「?」

SW「警察の旦那!!!窓から離れろーーッ!!」

ディオ「UREEYYYYY」


スピードワゴンは危険を察知したのか窓から離れてしまったが、ウスノロの警官の頭を破壊し、指先から吸血する。
少しはのどの渇きもましになるかと思ったが、思ったよりも回復せず、飲めないほどではないが美味いものではなかった。


「警部の頭がっ!!」

SW「な、なんだこいつは、生き返ってやがるーー!?」

「何故だ!あんなに銃弾を食らったというのに・・・!!」

「気を付けろ!何か武器を持ているに違いない!」

ジョジョ「ま、まさか・・・」

「こ、こっちに向かって来るぞ!!」

「何しているっ早く!狙撃しろ!」

ジョナサン「っ、ディオ、止まれ!!そして晃を離すんだっ!!」


警官から銃を奪ったジョジョは、その銃を俺に向けてきた。
しかし銃口どころかその腕は恐怖で震えている。
ゆっくりとその銃に近づけば、顔の目の前に銃口がきていても撃つ様子が無い。
この距離なら、ジョジョの血を使って・・・

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