SW「だ、だがジョースターさん、こいつはディオを慕っていたっ!
あの状況で、ディオを助けに行こうとしてたんだ!!
もしかしたら毒殺の手助けをしていたのかもしれないんだぜ!?」

『ディオ兄さんは・・・好きです。今でも愛しているし、あのとき本当に助けるつもりで外に出ました』

SW「んなっ!!」

ジョナサン「スピードワゴン、君の言いたい事もわかる。だが、僕は弟を信じるよ。
晃は、ディオの家族であり、僕の家族でもある・・・」

SW「なっ!?それじゃ、いつディオの味方につくかっ」

『いつっていうか、僕はいつもディオ兄さんの味方だけど』

SW「なっこいつ悪びれず白状し
ジョナサン「でも晃は僕の味方でもいてくれるんだよね?」
ジョースターさんッ!!」

『うん、ジョナ兄さんの味方///』


そう言うと、ジョナ兄さんはワゴンさんの方に向いていた僕を抱き上げて自分の片膝の上に乗せた。
真正面でそう言われると恥ずかしいけど、疑問文のくせに有無を言わせないほどに僕を信頼してくれる笑顔は素直にうれしい。


ジョナサン「晃・・・ディオを救えなくてごめんっ」

SW「(そ、そうだ、つくも何ももう・・・)」

『うんん・・・ジョナ兄さん、最後まで辛かったんだよね、僕も、ごめん』


ジョナ兄さんの腕が、僕の肩を強く抱き寄せて、うつむいた顔は低い背の僕から強く閉ざされた目がよく見えてしまった。


ジョナサン「ディオの分もっ晃を守っていくから」

『うん。僕もディオ兄さんの分まで、ジョナ兄さんを守るから』

ジョナサン「・・・っうっ」

SW「(涙!俺はおろか、エリナ嬢の前でも、父親の前でも見せなかったっジョースターさんの涙!!
俺は、混乱しているっ。敵の味方だというあいつが、敵には見えないということにっ)」


固く閉ざされた瞼から、僕の頬に一粒の涙が落ちてきて、僕の涙と一緒に流れた。



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