ワゴンさんとお出かけして、久しぶりに外にも出れたし、帽子も見つけて美味しいものも食べて、ご機嫌な晃です!

そんでもって本日は何と!エリナさんとお出かけしております!
荷物持ちにと、先生がワゴンさんを呼んで、僕らはお言葉に甘えて様々なドレスを買っては、ワゴンさんに持ってもらっています。
この何着もある量のドレス全部エリナさんのかって?
ふ、エリナさんがそんな無駄遣いをするような人に見えますか!?

残念なことに個の僕のだ!!それこそ無駄遣いな気もするけど!!!


エリナ「まぁっ!やっぱりグリーンも似合うわね!今度はこのピンクも着てみましょう♪」

『・・・(うっわぁ・・・ふりふりだぁ〜・・・)』

SW「晃さんっ!すげー似合ってますぜ!///」

『それは貶してるんですがスピードワゴンさん』

SW「い、いや、これは嫌味じゃなくて本心ですぜ!///」


余計たちが悪いわ!!眼科をお勧めしますよ!!
あぁ、エリナさんも僕にそんな高そうなドレスとか、フリフリなドレスとかほんと無駄ですから!!
むだむだむだむだっ!!!

だけどあんなに楽しそうなエリナさんに言えるわけもなく絶賛着せ替え人形中です。
ワゴンさんも人がいい。こんな僕のための女装道具持たされてるのに笑顔で付き合ってくださってるなんて、ほんとジョナ兄さんはいい友人をお持ちだ。

さて、何故こんなことになっているかと言うと、僕が変装する必要が出てきたからだそうだ。
ジョナ兄さんと父さんが生きている事は大々的なニュースになっている。
もし本当にディオ兄さんが生きていたら、ゾンビが襲って来るだろうとのこと。
そのため僕も再度波紋の修行を受けているのだが、ジョナ兄さんが修行している間エリナさんが心配だということで、兄弟子になる僕がエリナさんを護衛することになった。
が、その際、男の僕がレディのそばをつきっきりで張り付いているわけにもいかず、先生の提案で女装することとなった。

先生からの案でエリナさんには「晃が変な女に突きまとわれていて、その目を欺くためにきみの妹としてしばらく生活させたい」と先生が説明してくれたので、すんなり納得してくれた。
あの・・・別に女装じゃなくてもいいと思うのですけど・・・ともノリノリなエリナさんと先生に言いだせず。
さすがに異性であるエリナさんの分を借りるわけにもいかず、服にアクセサリー、化粧道具など生活用品を買い出しに来ている。


エリナ「スピードワゴンさんはこの白と、水色のナイトドレスはどちらが好きですか?」

SW「お、俺は白の方が晃さんに似合うと思うぜ!///」

エリナ「では、次はこれを着てください!」

『あの、別にある程度サイズが合っていれば試着しなくても・・・
それに僕、どの服も・・・もう少し動きやすいものの方が』

エリナ「駄目です!レディたるもの身だしなみににはしっかり気をつけなくては!
そうだ、舞踏会用のドレスも見に行きましょう!いつどこで必要になるかわかりませんからっ」

SW「そうですよ晃さんっ!年頃の子がオシャレに遠慮しちゃいけねぇ!」

『マジ勘弁してください』

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