『ジョセフにいさっ
ジョセフ「お前ら飛行機を乗っ取ったからには墜落するのも覚悟しての行動なんだろうな!」

「黙ってろッといったろうがッ!もう一撃くらいてーのかッ!」

「やめろジョジョ!」

ジョセフ「よくも晃を殴りやがったな!!
汚い手で掴み上げて怖がらせやがってっ!!
お前らは殴り倒しただけでは気が済まないぜ!」


パイロットの頭に波紋を流し気絶させると、すぐ機体は傾き落下を始めた。
焦るハイジャック犯を横目に、すぐさまパイロットのシートベルトをはずすし、拘束から逃げ出た晃を胸の中に引っ張り、抱きかかえる。

いつも抱いてる体なのに、硬直した体はとても小さく感じた。


ジョセフ「晃っ・・・晃っ」


読みが甘かった、相手の行動や予測はできても、僕がどうやって晃を庇う為に動いても、晃も俺をかばうために動く。

それが予想できなかった。

だって、僕なんかより弱くて小さいくせに、血のつながりだって無くて、俺が一方的に寄り添って捕まえて、「妹」だって言って、「兄」だって言わせてるだけなのに。

なんで、晃は僕なんかを命がけでかばうんだ・・・。


ジョセフ「じいさん、シートで包まって飛び降りるぜ。気絶しているパイロットを抱えてくれ!
晃!!怪我をしていない腕だけでいいから僕の腰にしっかりつかまって!!僕がちゃんと抱えてあげるからっ!!」


墜落することも想定済みだ、そのためにさっきシートのロックを外し、窓から墜落の軌道と山の安全な着地地点を割り出してこのタイミングで脱出を図ったのだから。
僕は晃の体を僕とシートの間に挟んで、少しの衝撃も爆発からの欠片での
怪我もしない様に僕の体で押さえつけた。
晃は、怪我をしているのに僕が吹き飛ばされない様に僕の体を両腕で抱きしめてくれた。




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