米国
「なんだってーッ!おたくこの飲み物を知らねーだとォ!
兄ちゃん達そのアクセントだとイギリス人っぽいねーッ旅行者かい?」
『(イギリス英語とアメリカ英語って違うんだ・・・)えっと、さっき引っ越してきたんです』
「なに?越してきたばかりだと、フーン
ともあれだ!飲むんなら金を払いな。この国の掟は金よォ」
コ○コーラ!コカ○ーラじゃあないか!!
そっか、もうこの国では売っているんだね!!
うわー!テンションあがるな!瓶に入ってる!!昔はペットボトルのヤツ欲のんだなー!
紅茶も好きだけど炭酸飲料って無性に飲みたくなる時あるんだよね!!
ないと思っていた時は我慢できたけど!!
僕がモノ売りの前で足を止めると、ジョセ兄さんが興味を持ってくれておじさんがコーラの説明をしてくれた。
ジョセフ「晃、こんな真黒なもん飲みたいのか?」
『うん!これね、意外と美味しいんだよ?ジョセ兄さんも気にいると思う!』
ジョセフ「前に飲んだことあるのか?ふーん、じゃあおっさんコレ二つ」
『あ、僕が出すよ!』
僕がジョセ兄さんの分も出そうとすると、僕が鞄を開けるより早くジョセ兄さんが自分の財布を取り出していた。
またジョセ兄さん先読みしていたな!!
いつもお小遣いがないとか言ってエリナにおねだりするくせにこういう時はいっつも僕に払わせてくれないんだから!!
しかし、その財布は急に現れた男の子にサッっと持っていかれてしまった。
「へい!イギリスのにーちゃん。わしゃ知らねーよ盗られたのはあんたの財布だァ!
いるんなら追っかけなよ!」
『(うー、僕のだったら別にいいんだけど、ジョセ兄さんの財布だし・・・。
お金も貰いものだしなァ。よし、僕がお願いして返してもらおう)
ジョセ兄さ
ジョセフ「まぁ別に俺も金はいいんだが、晃がそう思ってくれんならちょっくら行ってくるわ!
おっと、晃はここで待ってな!すぐとりかえしてもらってくっからよ!」
僕が行ってくると言う前にジョセ兄さんは僕の肩をポンポンと叩いて走って行ってしまった。
え、ちょ、また僕の心をとか解ってるなら置いて行くなとか色々思ったけど。
『えっと、ジョナ兄さんが持っていった分のお金は僕が払います』
「え!?あ、あぁ・・・まいど・・・。
可愛い顔しておじょうちゃんも変わってるなァ」
まったく、裾の長いドレスで走ることに慣れたのは
ジョセ兄さんのせいでもありおかげでもあるんだからな!!