米国
「だから、その・・・サイフも彼も離してもらわんと困る・・・」
「・・・!!お前、わかってねーらしいな・・・さっさと忘れちまいなこの青二才が!焼きを入れるぜボケ!」
「いえ、確かにあげたんですよ。友人なんスよ彼は・・・はなしてやってください」
「ほう友人だと?それじゃ友人の名を言ってみろ。
いいか!トンチキ、俺たちに嘘をつくな・・・俺たちはこの町の神なんだぜ!
おたがい白人じゃあねぇか、おめーもブタ箱に入りてぇのか?ああウスノロよォ!」
男は、警官の鼻くそを頬に擦りつけられながらも冷静だった。
その指を服で拭きとられていても、怒るわけでもなくただ警官に冷静に問いただしていただけだった。
ジョセフ「聞いていいか?わからんのだ、なんだってこんなことをする?
この行為にどんな意味があるっていうんだ?」
「意味なんてねー!!スカッとするからしてるだけなんだよこのボケー!!
聖書にもあるぜ、右の頬にハナクソ付けられたら左の頬にも・・・」
「図にのるんじゃあないッ!このポリ公がッ!」
「アンギャアーッ!!」
某一度鼻くそを付けようと指を鼻の穴に突っ込んでいた警官を、その手のふらごと顔面を分殴りやがった!
その威力は前歯を折り、突っ込んでいた指が鼻を突き抜けるほどだ!
「ぬいて!ぬいて!いてぇよォーッ!!」
「ああこいつ抵抗する気かァ!」
「ペッ!ケッ撃ってみろッ!だが覚悟がいるぜ。
撃鉄を起こした瞬間てめーの指をへし折るッ!マッチみてぇになッ!」
「この距離でか。脳天ブッ飛ばしてやるぜ!」
スモーキー「ううっ」
もうダメだ、撃ち殺されると思ったその時、俺には彼の体が少し光ったように見えた。
「ギャアアアース!」
どんなマジックを使ったのか、触りもしないでコーラの栓をブッ飛ばしたのだ!
その栓は圧倒的パワーでポリ公の指をグシャグシャにしながら、完全にへし折り肉をはじきとばしたーッ!!
「ヒィーッヒィーッヒィーッ」
「はっ!思わずカッとなってまたやっちまった!!
ま・・・まいったな・・・エリナばあちゃんに叱られるぜ!」
スモーキー「(なッ!なんてやつだ警官をこんな目にあわせたのになんとこいつはエリナばあちゃんとか言う人に叱られる事だけを恐れている!)」
「それに大人しい晃にこんな所を見せるのは精神的にもよろしくねぇぜ・・・。
おい!そこのひったくり!早いとこズラかろうぜ」
そう言うとこの男は来た道を引き返し、こっちに駆け寄ってきていた一緒にいた女の子の腕をとって彼女に細かい説明もなしに走り出した。
俺はこの大男と、黒髪の女の子と一緒に無我夢中で逃げた・・・。