観光
スモーキー「彼女は、君のガールフレンドなのかい?」
ジョセフ「いや、大事な可愛い妹だ」
スモーキー「妹?いくら可愛くて君の瞳と同じ色でも、近くで見たらどう見てもアジア系の・・・」
『・・・(兄さん達が、「そういうこと」は関係ないんだって思わせてくれたから・・・)』
ジョセフ「「そういうことは関係ない」ってよ、血のつながりなんてものは無くても、家族にはなれる・・・だろう?」
僕と同じことを言ってくれたジョセ兄さんに嬉しく思いながら頷き、スモーキーさんに握手を求めると驚いた顔をされた。
ジョセ兄さんの財布を盗んだ人ではあるが、ジョセ兄さんが助けるだけあって悪い人ではないようだ。
『よろしくね、スモーキーさん?』
握手の後に、ジョセ兄さんから波紋のことは聞いたみたいだし怪我の治療をさせてもらった。
聞けば警官に殴られたとか、マジか!だから警官がどうとかいっていたんだねー。
よかった、ジョセ兄さんが何かしたわけじゃな・・・くはなさそうだけど、わるいことしてないなら。
スモーキー「ハンカチ汚しちまったな・・・君にも何かお礼をしなくちゃぁな」
『んー、僕は別に・・・そうだ!僕らの家に来てくれない?
(そうすれば拭きとれなかった血とか、汚れちゃった服も着替えられるし)』
ジョセフ「なるほど、そうときまりゃスモーキー!
ちょっくら街案内がてら俺らの家に来てくれ!」
適当に走ったから僕はてっきり迷子になっていたのかと思ったが、どうやら帰り道がわからないのは僕だけでジョセ兄さんも、勿論スモーキーさんもわかっているようで、大通りのお店やちょっと離れた所のデパートなんかも教えてくれた。
そんなこんなで僕らの家につき、エリナに紹介した後なんやかんや着替えてお風呂に入って一緒に食事をとった。
僕の料理を気に入ってくれたみたいで、アメリカの人の口にも合うようでよかった。
ハンカチのお礼をすると言ったら、彼女は自分達の家に来てほしいと言った。
彼らの家に付いた俺はエリナさんに紹介され、血の付いた服を着替えるついでにシャワーを浴び、新しい服をもらい一緒に食事をした。
スモーキー「初対面の俺にこんなにまで・・・まだハンカチの例すらできていないのに」
『お礼?・・・一緒にご飯を食べて、僕もジョセ兄さんもエリナもとても楽しかった。
君のお話しは面白いし、御蔭でこの町についても知ることが出来た・・・。
だから、ありがとうスモーキー』
スモーキー「そんな!」
そう言うとスモーキーは泣きだしてしまった!え、なんで!?僕なんか変なこと言った!?
イギリス英語とアメリカ英語の違いか!?
いやいや、ジョセ兄さんもエリナも笑ってないで助けてよ!!