─カナズミシティ─

町に戻ると研究員が待っていた。

研究員「ああ!どうでしたデボンの荷物は・・・・?」

取り返せましたか?大丈夫でしたか?と聞いてくるのでかばんの中に入れた荷物を出し渡した。

研究員「そうですか!取り返してくれたのですか!君は本当にすごいトレーナーですね!・・・・そうだ!お礼にまたスーパーボールをあげちゃおう」

またまたスーパーボール貰えましたね。
すると研究員が何かぶつぶつと考え出し、そうだ、といって名前の肩に手を置きました。

カグ・キョウ「「おい#」」

研究員「きみ!きみ!私についてきてください!」

『・・・へ?』

いきなりそんなこと言われたら普通の人は困り、ってなんか連れてかれてるし!



研究員「ここがデボンコーポレーション三階社長のお部屋なのよね!」

そんなこんなで(?)今僕はデボンコーポレーションの会社にいますι

研究員「いやー!君には感謝感激雨霰なのです。ところで、君が取り戻してくれた荷物。そいつをカイナシティの造船所、つまり船の工場へ届けて欲しいのです」

『・・・カイナの造船所ですか?』

ものすごい勢いで頼んでくる研究員に少し引き気味になる。

研究員「またおかしな奴らに奪われてはたまりませんからね」

『まぁ、旅のついでに行く事になりそうですし、かまいませんがι』

カグ・キョウ「「やっぱり」」

本当ですかありがとうございますと号泣する研究員にさらに引く名前。

研究員「ちょっとまっていてくださいね。」

そういって部屋の奥に行く研究員。

研究員「社長が是非お話したいそうです。私についてきてください」




研究員「ささ、どうぞ!」

研究員についていくと、大きな机の前によくテレビや漫画などで使われている社長椅子に座っている年配の男性がいた。

ツワブキ「わしがデボンコーポレーション社長のツワブキだ!君の事はさっき聞いたよ!何でもうちの研究員を二度も助けてくれたとか」

『いえ、そんな助けたとかは』

ツワブキ「・・・で、そんなすごい君にたのみごとをしたいのだ!」

『たのみごと・・・ですか?さっき言っていた荷物ではなく?』

ツワブキ「君は荷物を届けにカイナの造船所に行くんだろう?その途中にムロタウンにもよって欲しいのだよ」

『ムロですか。いいですよ、ちょうどジムに挑戦していますから』

それにカナシダトンネルが使えないとなると何かしらの方法で海を渡らないといけないしね

ツワブキ「いやー、ムロタウンにダイゴという男がいるはずでね、ちょいと手紙を届けて欲しいのだ」

『ダイゴさんに手紙を渡してくればいいんですね』

ツワブキ「もちろんわしはすごーい社長であるからな!ただでお願いするというようなけちな真似はしないのだ!」

そういって机の中から何かを取り出した。

ツワブキ「君にこいつをプレゼントしよう」

『これは・・・?』

ツワブキ「そいつは・・・・ポケモンナビゲーター!略してポケナビといってな冒険をするトレーナーの必需品なのだよ。そいつでホウエンマップを見ればムロやカイナの場所だってばっちりわかるというものだ」

『ポケナビって!そんな高価なもの』

ツワブキ「いいんだ。君には世話になるしな。最近はアクアだのマグマだのといった怪しい連中があちこちで悪さをしているらしい。まずは一休みしていきなさい」

『・・・ありがとうございます///』

ポケナビかぁ、やっぱり本当にトレーナになったみたいでうれしいな///


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

名前たちは一日用意されたホテルで休んだ。

ツワブキ「それでは名前ちゃん十分気をつけていくのだよ。よろしくたのむよ!」

研究員「カイナの造船所にはクスノキさんという人がいるから彼を訪ねていくといいですよ」

そういってデボンコーポレーションを後にした。





ユウキ「おっ名前!」

街中でいきなり声をかけられた。

『誰?ってユウキ!』

ヒソカ「誰?この子◆」

セバ「ユウキ君といってお隣のオダマキ博士の息子さんです」

ユウキ「ポケナビ持ってるんだな!じゃあ俺達お互いに呼び出せるように名前を登録しとこうよ」

『うん!・・・・・・』

ポケナビを取り出し固まる。

ユウキ「ん?どうした?」

『まだ使い方がわからない///』

さっき貰ったばかりですからね。恥ずかしそうに顔を赤くしています。かわいぃなぁもうV

ユウキ「っ///じゃっ、じゃあちょっと貸してみて///?」

ユウキに操作を教えてもらい無事にユウキをポケナビに登録した

ユウキ「そういえば名前。さっきトウカの森でハギ老人とすれ違ったよ。たぶん浜辺の小屋に戻るとこだったんじゃないかな。えーと・・・それより名前のポケモン図鑑はどう?ちょっとはページ増えたか?」

『いまいる手持ちしか・・・ι』

ユウキ「俺はすごいよ!どうだ?ポケモン勝負でその成果を確かめてやろうか?」

『そうだね、メンバーも変わったし久しぶりにバトルしよっか』

ユウキ「トレーナーに成り立てだからって手加減はしないからな!」



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ユウキ「へぇ、なかなかやるじゃないか」

結果は名前たちの圧勝。

『でも手持ちも僕のほうが多かったし、今度は同じ条件でバトルしようね(ニコッ)』

この笑顔に、名前になら負けても・・と思ってしまいそうになるが、トレーナーとしてそんな事はいけないと思い直す。


ユウキ「///。そういえばさっきすれ違ったハギ老人だけどな、名前は引っ越してきたばかりで知らないかもしれないけど昔はすごい船乗りだったんだ」

急いで話題を変えるユウキ。

『船乗り!?』

ユウキ「あっあぁ」

いきなり食いついてきた名前に驚く。

カグ「ナイスタイミング!」

『そっかありがとユウキ!僕行かなきゃ!バイバイ!』

そういって名前たちは走っていってしまった。

ユウキ「なんだったんだ///?」

まぁいっか、なんか役に立てたみたいだし。




おまけ
ケムッソが現れた。
『カグロ火の粉!』
カグ「おらっ」  ボウッ!
キノココが現れ
『セバス念力!』
セバ「はあっ!」  グワァン
マユルドがあ
『キョウヤ噛み付く!』
キョウ「・・・・グルルル」 グワッ
カラサリスg
『ヒソカだまし討ち!』
ヒソカ「・・・えい◆っと」  ドスッ
トレーナー‘s「「「「「(ようしゃねぇι)」」」」」
急いでいる名前に試合を申し込むトレーナーはいなかった(笑)


あとがき
主人公最強ですがなにか?(開き直り)
優しいつってもバトルは別です。ジムリーダーの子ですから。
次回はムロへ・・・・・・と思いきや、
すこし番外編でデボンのホテルでのお話。


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