─104番道路(南側)─

文字どおり急いで(笑)森を抜けてきた名前たちは記憶を頼りに小屋へと向かった。

『ハギさんいるかな』

キョウ「中から声がするからいるんじゃない」

ドアを開け中に入るとピーコちゃんとおっかけっこしているハギ老人の姿が。

『「「「「(元気いいなぁ(いいですね)ι)」」」」』

ハギ「こらこら!まてまてピーコちゃん!おや?君は確かピーコちゃんを助けてくれた名前ちゃん!そのせつは世話になったのう!」

こちらに気づき笑いかけてくる。

『あの、じつは船に乗りたいんですが』

ハギ「なぬ?船に乗りたいとな?」

『じつは・・・・・・




ハギ「ふむふむ?ムロに手紙を届けて、カイナへ荷物を届ける・・・。なんだか忙しいのう君は」

『あははι』

ハギ「じゃがそれくらいお安い御用じゃ!わしにまかせなさい!」

『本当ですか!』

ハギ「うむ!ではまずムロに向かうとするか!」

『はい!』

良かった、これで海を渡れる

ハギ「ムロタウンか、よっしゃ!いくぞピーコちゃん」

ピー「ピュイー!(はい!おじいちゃん!)」



カグ「うわわわわ水だらけι」

炎タイプのカグロには少し可哀想かな、

『カグロ、ボールに・


ボールに戻っているかと聞こうとしたとき、

プルルルルルル・・・・・

ポケナビに電話がかかってきた。

『誰だろう?』

ピッ!

センリ「おお名前か!」

『父さん!』

ヒソカ「お父さん?」

ヒソカの問いかけにうなずく。

センリ「お前は今どこにいるんだ?」

『今はハギさんって人に頼んで船でムロタウンに向かってる途中だけど、なんでポケナビのことを?』

センリ「そうそうデボンのツワブキさんからポケナビのことを聞いたもんでな。ちょっと呼び出してみたんだ!」

『えぇっ!?お父さんツワブキさんと知り合いだったの!?』

知らなかった、デボンの社長と父さんが知り合いだったなんて さすがジムリーダーι

センリ「元気でやってるならそれでよし!じゃあ気をつけてな!」

『あっ、うん!』

ユウキに教わったとおりにセンリをポケナビに登録した。

ハギ「なんじゃお前さんセンリさんの娘か!どおりでバトルが強いはずじゃ!」

『えっと、娘じゃなくて息子ですι』

ハギ「そりゃすまんかったな!なんせ可愛らしい顔をしとるからてっきり女の子だとおもっとったわい!しかしそう言われると男の子に見えるのう!」

『あははι』

なんかもう苦笑いしか出ませんよ




・・・そんなこんなでムロタウンについた。

ハギ「ほい!ムロに到着!確かダイゴとやらに手紙を届けるんじゃったな!用事が終わるまでここに折るから気をつけて行ってきなさい」

『はい!ありがとうございます!』


とりあえず町の中を探そう



『ダイゴさん町になかったからここにいるはずなんだけど』

セバ「入り口付近でこの暗さですから奥はもっと暗そうですね」

『でもあとはここしかないし、とりあえず行ってみよっか』

???「やめといたほうがいいよ?ちょっと行くだけで自分の手すら見えなくなるから」

いきなり話しかけられ後ろを向いたら洞窟の上にズバットがとまっていた。

セバ「失礼ですが貴方は?何故ポケモンと話せると?」

???「あぁ、俺は正守。そっちの子に話しかけたのは君たちの事見てたからもしかしたらと思ってね」

セバ「(それにしては話しかけ方に何か確信めいたものがありましたが・・・)」

『教えてくれてありがとう!』

???「ハハハッ素直な子は嫌いじゃないよ。確か秘伝マシンのフラッシュをあの人が持っているから頼めば貰えるんじゃない?」

そういって羽を広げ、なにやら一人で作業をしている山男を指す。

キョウ「あの人大丈夫なの?」

マサ「優しい人だよ」

言われたとおりに少しはなれたところにいる山男に話しかける。

『すみません。フラッシュをもらえると聞いたんですけど』

山男「なんだ?この奥に進みたいのか?ならこれをあげよう!といってもここのバッチがなければ使えないがな」

フラッシュをゲットした。

『ありがとうございます!』

カグ「でも、バッチ無きゃ使えないのか」

『どうせとりに行くつもりだったし、先に行ってこよっか。あと少し聞いてもいいですか?』

山男「なんだ?」

『あそこにいるズバットなんですけど、何で一匹なんですか?』

山男「Σ!!。あのズバットかい?なかなか鋭いね。あいつは・・・方印が出ていないんだ」

山男が少し悲しそうにして話しだす。

『方印・・・』


セバ「ある特殊な一族は、その一族の証や後継者の証として方印がでるそうです」

山男「そのせいで周りから仲間はずれってわけではないんだが、本人は気にしているのかよく一匹でいるんだ。あいつはほかのズバットよりも強いし速い。そのせいで余計に悩んでいるんだろう。何で自分には出なかったのかってね・・・
俺はあいつにはそういうことを忘れてもっと自由になって欲しいんだ。そとにでてもっとその才能を伸ばしてもらいたいと思っている。あいにく俺はここを離れられないし・・・。君に・・・」

と、山男が切り出そうとしたとき、

『じゃぁ僕が連れて行ってもいいですか?』

山男「頼めるのか?!」

山男は驚きながら嬉しそうな顔をして聞いてきた。

『頼むも何も元からそのつもりです』


山男「は、ははは!そうか!そうか!」

それはすまなかった、と笑い出す。

『ねぇ、! ぼくと ばとる してくれない?』

大声でマサモリに向かって叫ぶ。

マサ「あぁ、かまわないさ。仲間になる。バトルはしなくてもいいよ、君たちが強いってことはわかる。それにもとから外には興味があったしね・・・」

マサモリは話を聞いていたみたいで、こちらに向かって飛んできた。

マサ「だけど、お 『ホント?!やった!よろしくね!!(ガバッ)』

名前はマサモリに抱きついた。←後ろの四人から黒いオーラがι(名前君は気づいてません)

マサ「っ///(ほんとに俺なんかでいいのかと聞こうと思ったんだが、こうも喜ばれると・・・///)宜しく。(素直に喜べそうかな?)」


ヒソ「・・・あのこはいつも抱きつくのかい?」

セバ「えぇ、まぁ、基本的に嬉しいと誰これかまわず抱きつきます」

ヒソ「(なんだ自分だけじゃなかったのか)」

セバ「別にあなただけではありませんでしたね」

セバスはにっこりとヒソカに言う。

ヒソ「・・・君、心読めれるの?」

ヒソカは少しセバスが怖く感じた。


キョウ「・・・・・・・(怒)」

明らかにイライラしているキョウヤと

カグ「いつもの事だけどさ・・・」

態度には出ていないカグロ

カグ・キョウ「「(なんかむかつく)」」

心の中は同じだった。

ヒソ「くっくっく」

セバ「フフフフ」

こちらは向かい合いながらなにやら妖しい笑いを。

マサ「そちらさんも宜しく。(色々と濃いメンバーだな)」

カグ「あぁ、俺はカグロ。んでこっちはキョウヤ。よろしくね」
キョウ「・・・・・・」

セバ「セバスチャンといいます。セバスと御呼び下さい。こちらこそ宜しくお願いしますねマサモリさん」

ヒソ「僕はヒソカ☆よろしく◇」

とりあえずは仲良くやっていけそう・・・かな。

『それじゃあまずはジムに向かおう!』

こうしてマサモリさんをモンスターボールにいれ山男に別れを告げ洞窟を後にした。




おまけ
マサ「なんで俺だけさん付けなの?」
カグ・セバ『「「え、なんとなく・・・(ですが)」」』
『そういえば皆っていくつなの?』
キョウ「・・・18」
マサ「へー若いねぇ。俺は23歳」
カグ「あ、じゃあ同い年だ。俺も23。まっさんもっといってると思った」
マサ「まっさんι俺老けて見える?」
セバ「落ち着いているという事ですよ。私は22歳です。」
カグ「お前年下だったのか。同い年だと思ってた」
マサ「このぐらいになると一歳ぐらいは変わらないからね。君は?」
ヒソ「ん〜・・・秘密V知りたかったら設定を読んでね」
『そういうことはここでは言わないの!』
ヒソ「名前は・・・
『何で知ってるの!?教えたっけ?』
ヒソ「声とか仕草とか、あとは手だとか肌とか体つきとかそれからそれから キョウ「変態」 ひどいなぁ。ついでに言うと裸になればもっといろんなことがわか セバ「やめなさい」・・・はーい」
マサ「年上には思えないな」
カグ「だからっつてこんな年下も嫌だけどな」



あとがき
まっさん仲間になったぜまっさん!まともな常識人が増えました。いや、まともは一人だけか・・・。
位置的にはお兄さんみたいな感じです。僕と言っていたので男の子だとわかっています。が、決して狙っていないわけではないのであしからず。
こういうタイプは好きですね。位置的に苦労人になりそうですが、そこはマサモリさん。難なくやってのけます。そういう人じゃないとこの濃いメンバーは相手できないでしょうι


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