―ポケモンセンター(個室)ー

ぴかっ

マサモリの体が光り始めた。

マサ「っ!!」

マサモリはゴルバットに進化した!


『うわっ口デカ』

マサ「…それは少し傷つくねι」

カグ「なんかものすごくでかくなったな」

ズバット→ 80p ゴルバット→ 160p

人間食べれそうですね。

ヒソ「進化したのなら人型になれるんじゃない?」

ガア「…人型…」

ガアラは人型を知らないらしい。

セバ「ポケモンは一度進化を経験すると人型といって人間の姿をとることが出来るようになるんです。
まぁ、ヒソカのような例外もありますが。実際見たほうが早いでしょう」

マサ「そうだね。それじゃあやってみよっか」

ボンッ!!

マサモリがいたところに紺色の着物を着た額に傷がある体格の良い男性が立っていた。

カグ「なんつーか…」

キョウ「違和感ないね」

しゃべり方とポケモンの時の色とまったく違和感が無い。

『かっこいいねマサモリさん!』

ゴゴゴゴゴゴ

マサ「ハハ、ありがとう」

後ろ二人から来る黒いオーラなど気にせず名前の頭を撫でている。

ガア「俺も…なれるのか?」

『強くなって進化したらね。ガアラもなれるよ』

ガア「そうか///」

ガアラを膝に乗せて微笑む名前と、素直に喜んでいるガアラ。

「「「「「(小動物同士)」」」」」

ヒソ「ククッvVいいねぇ◇」

「『(ゾクッッ|||)』」

二人は悪寒を感じたらしく青い顔で不思議そうに周りを見渡している。

カグ・キョウ「「守らないと…この変態から二人を」」

セバ「ハァ、節操無いんでしょうかこの人は」

マサ「ハハハι」



そんなこんなで皆(ガアラ以外)人型になりました。

セバ「何か飲み物を入れましょうか」

セバスが席を立ち備え付きのキッチンへと足を進める。

『えっとじゃあ紅茶で!』

セバ『かしこまりました』

マサ「俺はお茶のほうがいいから自分で入れるよ」

マサモリもセバスを手伝いにキッチンへと向かった。

カグ「あ、俺もお茶頼める?」

カグロが読んでいた本から顔を上げて挙手する。

マサ「いいよ、そこの二人は?」

ヒソ「僕もお茶◇」

ヒソカも同じく挙手し、マサモリに頼む。

キョウ「…紅茶」

セバ「人に物を頼むときは キョウ「紅茶」…(にこにこ(黒笑)」

『まぁまぁお願いセバス。キョウヤの分も入れて?』
セバ「はいかしこまりました(にこっ)」

ガア「…」

マサ「ガアラはお茶だな?」

ガア「(コク)」



みんなで優雅にお茶をたしなんでいると、ふと名前は膝にいるガアラに目をやった。

『ガアラ少し泥がついてるね。お風呂入ろうか』

ガシャンッ

『Σ大丈夫セバス!?』

セバ「えっえぇ、すみませんι」

カグ「気持ちはわからんでもない」

動揺し落としたカップを片付ける。

ガア「風呂…嫌いだ」

カグ「断った!?もったいねぇ
セバ「カグロ?」
すんません」

キョウ「岩タイプだしね」

『ここ部屋風呂あるから一緒に入れば大丈夫でしょ』

ガッシャン!!(((ブハッ)))

『Σどうしたのみんな?!』

ガア「風呂は…嫌だ」

ひょいっ

ガア「Σ!!」

ガアラを持ち上げたのはマサモリだった。

マサ「少し洗うだけだし、そんなに怖いものじゃないから入ろうか、な?」

ガア「…」

マサモリに優しく言われしぶしぶ頷く。

マサ「じゃあ俺が入れてくるから名前は明日の準備してて?ダイゴって人探しに行くんでしょ?人型なら俺も洗えるし、ちょうど入りたかったしね」

『じゃ、そうする。お願いしますマサモリさん』

マサ「はいはい」

そう言うとマサモリは咽ている三人に笑いかけガアラを浴槽へと連れて行った。

カグ・キョウ「「すげぇまっさん」」

セバ「あの方がいると楽ですねι」

すんなりと事を運んだマサモリに感心していた。




おまけ
マサモリによればガアラは頭をふちに乗せお湯に浸かって風呂を堪能していたらしい。
マサ「ほら怖くなかったろ」
ガア「気持ちよかった」
マサ「ハハハ!そうかそれは良かった」
どうやらガアラはお風呂が好きになったみたいです。
セバ「…岩タイプですよね?」
『僕もさすがに人型もとらずに浸かれるとは思わなかったι』
謎がまた増えました。


あとがき
せっかくそろったのでみんなでのほほん番外編。
とりあえず…
母 セバス
父 マサモリ
長男 ヒソカ
次男 カグロ
三男 キョウヤ
末っ子 ガアラ
的な。
主人公?…ちょ、長女とか←ようするに決まってない。
まぁ、あまり気にしないでください。気まぐれで書いたものですから。
*訂正20090102 レイ様ありがとうございました。

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