ハギ「やあ!君のためならいつでも船を出そう!君がいきたいのはどこかな?」

『カイナシティへお願いします!』

ハギ「おや、そのゴルバットとココドラは新入りかい?」

ガアラ「(ビクッ)」

名前はガアラが一瞬僅かに震えたのを見ると腕の中に抱き上げた。

『はい、マサモリとガアラといいます!』

ハギ「そうかそうか、可愛らしいのう」

ガア「(グルルル…)」

マサ「『大丈夫だよ』」

ガアラ「…」

ハギ「おぉ、大人しいのう」


ハギさんはガアラの頭を撫でてくれた


ガアラ「……」




─109番水道(砂浜)─

ハギ「ほい!カイナに到着!確かクスキノさんにデボンの荷物を届けるんだった
な!」

『ありがとうございました!行ってきます!』


船から降りたここは砂浜だった。ビーチには水着を着ている人やパラソルの下で
休んでいる人など、大勢の人達が楽しんでいた。
足場の悪いなか進んで行くと一件の家の前で何やら叫んでいる女の子を見つけた



女の子「あついトレーナーさんもあつくないトレーナーさんもお父さんのお店に
よってってー!」


『お店?』


カグ「〔海の家
砂浜と言えばポケモン勝負!
あついトレーナーここに集え!〕だってさ。砂浜と言えばの意味がわからんが」

ガア「海の家?」

セバ「一般的には海水浴客相手に更衣室や軽食を提供する店のことです。」

マサ「一般的にはね。ここはポケモンバトルもやってるみたいだね」

『入ってみよっか』



ウミ「わし海の家のオヤジ!人呼んでうみサン!とにかくあついポケモン勝負を
見ることが大好きなんだよねー!君もねー!あつーいハートでここにいるトレー
ナー全員に勝てたらいいものをあげるよー」

『いいもの?』

ウミ「あつーい勝負見せてくれー!そのためだけにわしこの海の家をやってるん
だねー!」

海の家の中には、3人のトレーナーがいました。

と、言うわけで…

『セバス念力!キョウヤ噛みつく!ヒソカ騙し打ち!』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・


ウミ「君凄いねー!あついポケモン勝負だったーわし大満足だよー!これはあつ
い勝負を見せてくれた君へのお礼だよー!サイコソーダ半ダース持っていきなよ
ー」


全員倒してサイコソーダを6本貰いました。

その後は、1本300円でサイコソーダを売ってくれます。



カグ「じゃあとりあえず乾杯(^^)/□」


一本買って全員で飲んでみると結構美味しく、好評だったので買いだめをしてお
くことに。


海の家を出て歩いて行くとポケナビがなりました。


ツツジ「あ、もしもし名前さんですか?あたくしジムリーダーのツツジです」

『ツツジさん!?』

思わぬ人物からの電話に吃驚する名前。かまわず話を続ける。

ツツジ「トウキさんから聞きましたよぉ貴方凄い勢いで勝ち進んでいるらしいで
すね!」

カグ・キョウ「「(あんの波乗り野郎余計なことを#)」」

ツツジ「こちらも負けっぱなしではいられません。もう一度ジムを鍛え直してい
つかまた挑戦を受けますよ!その日が来るのをどうぞ待っていてくださいね!///


『は、はいυ(やけに最後熱が入ってた気が)』


ジムリーダーツツジをポケナビに登録した!


カグ「(あいつまだ追っかけしてんのか)」




─カイナシティ─

入口までたどり着くとなにやら市場をやっていた。


『へぇ〜市場やってるんだ』

セバ「港町ですからね。見ていきましょうか?」

『うんそうする♪』


小さいながらも色々な店があり、活気に溢れていた。
香織の腕に抱かれているガアラは行き交う人々を見ていた。


『けっこういろいろあるね。ガアラも初めて?』

ガアラ「あぁ…賑やかだな」

マサ「磯の香りがするね」


マサモリに言われ深呼吸し、港独特の海の香りを堪能していると、別々に店をま
わっていたカグロが来た。


カグ「香織♪ちょっと来てみ(笑)」


カグロに引っ張られて連れてこられた店には


ヒソ「あ、僕だ◇」


エネコドールがおいてあった

キラーン


店員「ようこそ!お買い物ですね!」

『エネコドールください 』

店員「エネコドールだね!3000円だけどかうかい?」

カグ・キョウ・ヒソ・マサ「「「「高ッ!!!」」」」

『もちろん!こんなに可愛いんですから 』

カグ・キョウ「「買うの?!」」

セバ「可愛い物好き…ですからね(苦笑)」

ヒソカ「誉めてくれてるのかい?☆」

セバ「けっして貴方のことではありませんよ(にっこり」

ヒソカ「…どういう意味かい?★(にっこり」

カグ「…うわι」

店員「どうもありがとう!自宅のパソコンに送っておきますね!またどうぞ!」

『ありがとうございます!!』


キョウヤ「よく気にならないね。後ろはあんな黒いのに」

セバス「にこにこにこにこにこ」
ヒソカ「にこにこにこにこにこ」
『…?』


他のぬいぐるみは同じく高いため諦めた。

その他がんばり屋によっていたらお姉さんからがんばリボンをもらったり、市場
にいたおばさんから粉入れをもらった。

『リボン似合ってるよガアラ!』

ガアラ「…///」

『さてと…クスノキさん探しますか』

カグ・キョウ・ガア「「「(忘れてた…)」」」




「クスノキ造船所」

『波を自在に操る船乗り大募集してます!だって。名前からしてここだよねクス
ノキさん』


中に入り何やら机に設計図を並べ唸っている男性に声をかけた。


『すみません。コレをクスノキさんという方に
ツガ「えーと…これがこーなってそいでもってあれがあーなって
と言うことはそれとこれはどれ?
ああもう訳が分からん
…ん?僕はクスキノ艦長から連絡船の設計を任されたツガというものだけど…
あっ!?それはデボンの荷物!うーん…困ったな…クスキノ艦長他にも仕事がある
からって何処かに行っちゃったんだ。悪いけど君クスキノ艦長探して荷物を渡し
てあげてよ!」

カグ・キョ「「また探すのかよ」」

セバス「確か海の科学博物館の館長を勤めていらっしゃると聞きました」

『忙しそうだし、見学ついでに行ってみよっか』

ガアラ「博物館…(ワクワク)」




「海の科学博物館」へとつきました。
が、
大量にアクア団員がいるんですけど…


<海の博物館>

「ちょっとあんた!押さないでよ!順番なんだから!」


『(どうしよう。流石にこんなに相手は出来ないしなぁ)』


何やらちゃんと並んでいるらしいので何もしないことにした。
この人が邪魔で看板が読めないんだけど…ここであってるよね


「!なんだなんだ!?おまえこの看板が読みたいのか?」

『え、あ、はい』

「ならオレが代わりに読んでやらぁ!
えーと....『てしない それは の の』
....って書いてあるぜ!」


…うん、きっと看板の文字が薄れて読めないんだ。
そうだよきっと。
じゃなきゃどんだけ読めないんだよ!!


カグ・キョ「「読めないならそこどけよ!!」」


お兄ーさーん、ポケモンに突っ込まれてます。
とりあえず今は一般人を装って列に並ぼうか。
皆を一旦モンスターボールにしまった。
ガアラは見たがっていたので抱き上げて、念のためすぐ戦えられるように見掛け
で油断させられるヒソカだけを歩かせた。
他の皆はモンスターボールからね。


―博物館内―

一階

「海の科学博物館館へようころいらっしゃいませ!
入場料50円になります。見学していきますか?」

『あ、はい』


50円を受付のお姉さんに渡すと館内へと入った。


ヒソカ「金取るんだね」

「ごゆくっりどうぞ!」


とりあえず、情報収集も兼ねてここに居る理由を聞き出さないと。


『あのーアクア団の皆さんがどうしてこんなところに?』

「現地集合でここに集まったのはいいけど....肝心のリーダーがまだ来ない
んだ」

『(ここに集合、やっぱりここでなにかあるのかな)』

「みんなのために我々アクア団はいるのよ!」

『(…みんなのため?何する組織なんだろ)』

「さっき50円が無くて受付ですごい時間かかったよ....」

『(べつに千円払って御釣りもらえば…もしかして全額で50円なかったとか)』

「この知識を生かして悪いことしてやるか....」

『(しないでください…ていうか博物館の知識を悪用するな)』

「仲間がカナズミでドジらなければここに来なくて済んだのによ!」

『(あぁ、あの人か)』

「ここにおいてある物かっぱらうと儲かるかな?」

『(なんでこう…ι)』

「ひえー!!なんでお前ここにいるんだよ!?」

『…?』

「俺?俺はカナシダトンネルでお前にこてんぱんにされたアクア団だよ」


おぉ、噂をすれば。皆同じ格好だからわからなかったよ。
自分でこてんぱんにされたって言ってるし。


「これをやるから許してくれよ!」


技マシン46を手に入れた!


「その技マシン俺よりお前の方が似あうぜ!じゃあな。わはははー!」


技マシン 泥棒


『あの野郎っ何が似合うだ!』

ヒソカ「僕には似合いそうだね」

カグ・セバ・キョウ「「「猫ババ…」」」

マサ「あははι」

ガアラ「ねこばば?」




2階へ上がり、奥に一人だけ発見。


二階

『すみません、クスノキさんを探しているのですが』

クスノキ「はい?クスノキはわたしだが…?」

『よかった!実はこれを…』

クスノキ「おお!それはデボンのツワブキさんに頼んでおいたパーツだね!君は
…見たところ社員ではなさそうだけど…」

『はい!ツワブキ社長に頼まれまので、旅の途中でよってこうと思って』

クスノキ「それでわざわざ。今はトンネル使えないから大変だったろ?いやーど
うもご苦労様!おかげで出発できそうだ…」

『出発?』

アクア「ヘへへ。そのパーツ、俺たちがいただくぜ!」

クスノキ「だ、誰だ君たちは!」


クスノキさんにパーツを渡そうと喋りしていると一階から二人のアクア団がやっ
てきた。



アクアA「俺たちアクア団!リーダーがそのパーツを欲しがってるんだ!何も言
わずよこせ!」

クスノキ「なっなんだって!?」

『クスノキさん!僕の後ろに!』

急いでクスノキさんを後ろにに隠し、パーツをしまった。


アクアA「威勢のいいガキだな。行けキバニア!」

『(キバニアは属性鮫肌…)ヒソカごめんね、我慢してくれる?』

ヒソカ「クックッ、ポケモンにそういうこと聞くなんて◇僕は大丈夫だよ。」

『ありがと、ヒソカ騙し打ち!』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アクアA「うわー!子供にやられちまった!」

『平気?』

ヒソカ「平気平気◇」

アクアA「やばい…リーダーに怒られちまうぞ…」

アクアB「ふん!だらしない奴め!ここは俺にまかせてもらうぜ!ズバット、キ
バニア行け!」

『騙し打ち』

ビシドカッ

ヒソカ「〜♪」

アクアB「なんだと!俺も負けてしまった!ど、どうしよう…パーツを奪えない
とまずくないか?」

二人は向かい合いながらなにやら相談している。

アクアA「うむ....まさか子供に邪魔されるなんてこれっぽっちも思ってな
かったぜ....」
???「パーツを奪うのにいつまでかかっているのかと思えば
こんな子供に邪魔されていたのか?」


一階から一人の男性が上がってきた。


『(!?明らかにオーラがちがう。…この人がリーダーだ)』

アオギリ「我々は海を愛するアクア団!そして俺はアクア団リーダーのアオギリ
だ」

『始めまして(ヒソカ…警戒はといてないみたい。いざとなったら…)』

アオギリ「我々のじゃまをするお前は…。ま、まさか!マグマ団の仲間なのか!
?いや、それにしては身に着けている服が違うな」


アオギリさんは僕の服装を確かめると警戒を少し解いた。


『マグマ団?』

アオギリ「ポケモンも人も、全ての命は海から生まれた…。だからアクア団は海
を増やそうとしているのだよ。どうだい?とても素晴らしいことだろう?。まあ
、いい。まだ若いお前に我々の理想などわかるまい…」


僕は訳わからないと顔に出てしまったのだろう。
アオギリさんが僕の顔を見てフッと笑った。


アオギリ「だが、この先も我々の活動を邪魔するつもりならただでは済まさない
からな!それだけは覚えておくのだ!」


アオギリさんはそれだけを言うと部下を連れて帰っていった。


クスノキ「君は…」

『自己紹介が遅れました。名前といいます』

クスノキ「そうか名前ちゃんというのか…いやあ危ないところだった!助けて
くれてありがとうよ!おっとそうだった!デボンに頼んでおいたパーツを持って
来てくれたの忘れていたよ!」


パーツをクスノキさんに渡した。

クスノキ「おっと!こうしちゃいられない!そろそろ海底調査に出発するじかん
だ!わたしはこれで失礼するけど君はゆっくり館内を見物していってくれたまえ
!」


『じゃ、皆で見てよっか』

カグ「人いないしな」

『アハハ…(聞こえてなくてよかった)』




おまけ

『あ、人型にはならないでね』
カグ「いいけどなんで?」
『入場料安くなるから』
ヒソ「意外としっかりしてるね◇」

ガア「名前、なんて読むんだ?」
『これはねぇ…』

カグ「おい、一緒に回んねぇのかよ」
キョウ「群れるのは嫌いだ」

マサ「…彼って種類的に群れるポケモンだよね」
セバス「協調性の欠片もありませんがね」




あとがき
まとめてみるとこの町けっこういっぱいやることあるなぁと。
エネコドールだけは買いました。
高いよねぬいぐるみ。

団員の皆さんってアホな人が時々いますよね。
採用基準どうなってるんだろ。





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