「朝礼を始める前に、紹介する奴がいる」

「「「おおっ」」」

「女子か?」
「男の子がいいな」
「可愛い?」


等と聞こえてきた。


『(何度も転校してるけど慣れないなぁ。今度は長く居るわけだし)』

「男だが、男子も喜ぶと思うぞ(笑)」

『(いや、意味分からないよ先生ι)』

「苗字、入ってこい」


ガララララ…


ザワッ


『(買rクッ!?)』

「こらこら騒ぐなー。苗字が怯えてるだろ」


キャーだの、やったーだの、可愛いだの、まじで男!?だの、可愛いだの…あれ、可愛い二回言った?

とりあえず歓迎されているみたいなのでよかった。


『(可愛いの割合が多い気がするけど)』

「じゃあ、苗字、自己紹介を」

『はい、苗字名前です。六年前は並盛にいましたが、最近こちらに戻ってきたばかりなのでいろいろと教えてください。よろしくお願いします』


言い終わると同時に拍手がおこった。


「俺がイロイロと教えちゃう!」

「お前変な事教える気だろ」


などとふざけあい、クラス皆が笑っていた。


『(明るいクラスでよかった)はい、いろいろと教えてくださいね!』

「「「えっ///」」」



しー――――ん


『?ι(何か変な事言ったかな…)』


ピタッと騒がしかった声が止んだことに名前は動揺していた。
そんな名前の姿を見てクラス全員が天然だと感じとった。


「コホン///それじゃあ苗字、お前の席は山本の隣な」

山本「俺?よっしゃ!」


声の方を向けば廊下側後ろの山本と呼ばれた男の子が立ち上がって回りにピースしていた。


「いーなー山本」
「ズリィ〜」


山本君の隣まで行くと、またクラスが騒がしくなり先ほどの不安もとれてきた。


『よろしく山本君』


山本「あぁ、山本武っつうんだ。よろしく!お前可愛いのな」

『そんなに自己紹介おかしかった?』




山本「ほんとに鈍感なんだなι」




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