「犬派猫派?」「服のサイズは?」「身長何センチ?」「料理得意なの?」「今日ってお弁当?」「もしかして手作り?」「その幼なじみの分も?」


『えっと…ι』


流石に休み時間になるたびに質問をされていては流石に名前も疲れてきたのか対応が段々と弱まってきた。
そして午前の授業が終わりお昼をどうしようかと考えているとまたしても名前の回りに人だかりができた。



「今日ってお弁当?それともパン?」「なぁ、あっちで一緒に食べねぇ?」「私達と食べましょ?」「それって名前君の手作り?」「あっちで食べようぜ」「俺らのグループ来いよ」

次第に誘いあいから先に誘ったのは自分達だと言い争いになり名前が困っていると山本が名前の腕を引き胸の中へと抱き寄せた。


山本「わりぃ苗字と先に約束してんだ」

『へ?う、うん。ごめんね?誘ってくれてありがとう』

「なんだ山本が約束してたのか」
「ずりーぞー」
「それならしかたねぇなぁ」



咄嗟に山本の嘘に合わせてしまい心配だったが、不満の声もあるが納得してくれたようだ。
女子の中には喜んでいる者もいた。


『(山本君って人気者なんだ…)みんなも喧嘩しないで仲良く食べた方が美味しいよ?』

一同「「「はーいv」」」

山本「んじゃ、行くな!」

『えっちょっι』


いきなり山本に手を引かれバランスを崩しそうになったが、手をしっかりと繋ぎ直し走って行った。


山本「(手…柔けぇ)」

『?』



途中から名前に気を使い歩きだした。手を放さない山本を不思議に感じたが名前もさの温かい手を振りほどこうとはしなかった。





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