その日は結局お風呂まで借りて、名前と惣さんと僕とで名前の家の露天風呂へ。
そんな無防備に裸にならないでよと思いつつも三人仲良く流しっこ。
腰にタオルは巻いてるけど、この親子の裸は当時の僕でも直視できなかった。

風呂から出てパジャマに着替え名前の部屋へと向かう。
布団が一組しか敷かれていないのは烈さんの配慮だろう。けっこう嬉しかった。

明日も休みと言うことで、僕たちは布団の中で喋りあっていた。


雲雀「名前は“結婚”ってわかる?」

『けっこん?』


頭もいいし物知りだけど、どこかそういうことについてはまったくと言っていいほど知らないんだよね。


雲雀「好きな人どうしが一緒になること」

『僕のお父さんとお母さんみたいにってこと?』

雲雀「そうだよ。好きな人同士が結婚して。結婚しらた籍に入って、苗字が一緒になって。他人が家族になれるんだって」

『そうなの!!』


すごいすごいと目を輝かせて聞いてくる。


雲雀「だから、名前…おっきくなったら結婚しよう?」


嘘は言っていない。僕は知っていた。
結婚の意味も…夫婦の意味も…
子供が何処から来るのかも。

男同士では結婚は出来ないってことも。
それでも…


『うん♪僕恭くん好きだからけっこんする!』

雲雀「僕も好きだよ…名前」

君が頷いてくれたことが嬉しかった。



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