15 行列
恭宇夜「…という理由で僕は貴方の存在が邪魔なのです」
正宗「フッ、少年。整理券No.の差はオタ魂の差だよ。恨むのはお門違いだ」
恭宇夜「明日9時開店。二十番電気店街でスペシャルパツケージフライング発売」
正宗「!」
恭宇夜「貴方ならなんのことか理解るはず…。
もちろん夜中から並ぶんですよね?
頑張ってください。
………その前に、たどりつけたらの話ですけど…V
さらば!!」
ボム
恭宇夜さんが煙玉を床に叩きつけた。
恒「『うわッ!』」
煙が晴れてき…
ガチャ
正宗「普通にドア開けて出ていったぞ!?」
恒「あのケムリ玉たたきつけるのやってみたかっただけなんだ!」
正宗「明日9時電気店街…」
恒「行っちゃダメですよ正宗さん!
きっと店に着くまでに数々のワナが」
巧美「ちなみにおマエらがそこまでムキになるスペシャルパッケージとは?」
巧美さんはまた僕を抱き締めると、肩に顎をのせて話し出した。
正宗「初回限定生産!プレミアムケース入りゲーム(ドラマCD・オマケCD−ROM付き)!
これがさー前評判がカナリ良くってー。
有名声優がー
『巧美さんが理解できないものを見る目をしているι』
巧美「…ふーん…。
まあ、なんでもいいよ。正宗個人の話だもんな。
せいぜいがんばってたどりついてレア物手に入れてくれ」
そう言うと巧美さんはピューーーー一一っと僕の手を引いて逃げだした。
正宗「美国探偵事務所所長の巧美君」
巧美「Σ……!」
正宗「仕事の依頼をします」
巧美「や…」
正宗「内容は電気店に着くまでの俺のボディガード」
巧美「やだー!
そんなくだらねー争いに巻きこまれたくないーーーー!!」
正宗「わはははーダメだね依頼は必ず受けるのがウチの事務所の売り〜!」
恒「(すごい…兄さんを本気で泣かせてる!)」
『そんなに嫌ですか?』
恒「#name1#君は平気なんだね」
美羽「毎日正宗にオタトークに付き合わされてるから慣れた…っていうか、異常だってわかってないのよ」
恒「ええっ!?」
美羽「もともと箱入り娘で偏見がなかったしね」
恒「へぇー(確かに、#name1#君純粋だしなぁ///)」
巧美「#name1#ー(泣)」
ドサッ
『わわっ///』
恒「こらそこっ!
どさくさに紛れてソファーに押し倒すな!#」
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