8 救助
コンコンコン
ドロシー「こんな時間に…急患かしら先生?」
尾杜「どきなさい。僕が出よう」
いつもの僕ならすぐに扉をあけたりなどしないのですが
尾杜「こんな非常識な時間の訪問…怪しいですね。まずそこでご用件を伺いましょうか」
「私…中学2年の女のコなんですけど…。成長期だからか胸が張って苦しいんです」
尾杜「そりゃー一大事ーーオープンザドアー胸に溜まった毒を吸い出さなければ!座って!脱いで!!そこに寝て!!」
「ふはははアアアひっかかったなおイシャさんよォ!!このガキは預かったぜ」
尾杜「ハアーー!しまったあーー!」
「このガキを無事に返してはしけりゃ例の薬を用意して…
明日の朝十四番街の『地下街跡』まで来い!」
ドロシー「そこのヌイグルミとってください」
「余裕だなこのガキ…」
尾杜「ドロシーちゃあああぁあん!!」
尾杜「ーーーというわけで…我々は敵の卑劣な罠にかかってしまったのです!」
巧美「かわいそうなオズーー!!」
正宗「女子中学生のふりをするとは…!?どこまでも卑怯な!」
『声でわかりませんでしたか』
巧美「なるほど…とにかくそいつらがそう言ったなら明日にならないことには始まらないな。今日は解散!みんなしっかり眠っとけ」
恒「そ…そんなノンキな!あんな小さい子がさらわれたってのに兄さん…」
巧美「オズ。ドロシーは例のぬいぐるみを持ってったんだよな?」
尾杜「ああ」
巧美「ならまあ大丈夫だろ。むしろ恒!オマエだよ。明日はドロシーの足引っぱんじやねエぞ」
恒「え……?」
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