18ぺーじ。




「ぱふぇ?」



「おん、つめたくて甘くて美味しいんやで! シノも絶対気に入るで!」



「ぱふぇ、食べる」



シノとゾムは城下町にある有名なファミリーレストランに来ていた。
ゾムはシノにメニューを渡すが、彼女には見慣れない物ばかりで彼女は直ぐにゾムにメニューを返してしまう。そこでゾムはシノに教えた。
パフェ、コーンフレークの上にゼリーやクリームが乗せてある其れはきっと彼女の口に合うだろうと、彼にしては控えめに勧めた。

シノは好奇心旺盛だ。
彼女はゾムの言う其れが魅力的で、食べてみたいと強く思った。
其れを彼に伝えればゾムはニッコリと笑って、誰かを呼んだ。駆けつけた女性は少しだけ頬を染めながらガチガチになりつつゾムのオーダーを受ける。

ゾムの口から流れ出る呪文のようなオーダーに女性は混乱しつつも機械を必死に操作し、シノはその様子をぼーっと見つめた。

長い長いオーダーを終えたゾムはシノに向き直る。



「じゃあ、あとは待っとったら来るからなー。 あ、オネーサン、パフェ先に出したって」



「か、かしこまりました!」



ニシシ、とシノに笑いかけたゾムを不思議そうに女性が見つめた。其れに気付いたシノが女性に目を向けたがシノは直ぐに目を逸らす。

あんまり見すぎるのはよくない、と思う。

昔男たちに言われた、何だその目は、と。
私のこの目はあまり好まれていない、彼女はそう思い込んで他人と目を合わせることを嫌った。
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