40ぺーじ。
シノの呼びかけに対して、もうちょっと待ってくれと言ったショッピに、ゾムもシノも首を傾げた。言われた通り少しの間待っていると、ショッピは徐に立ち上がり、シノの傍まで来て其れを彼女の頭にかぶせた。
「何・・・?」
「かわええやん! しょっぴくん器用なことすんな〜」
「まー昔こんなんして遊んでただけなんすけどね」
シノの頭に載せられたのはシロツメクサで作られた冠だった。
シノはゆっくりと頭からそれを取りじっと見つめて再び頭に戻す。
そしてシノはしょっぴしょっぴ、と彼を呼び言う。
「ありがとう、しょっぴ」
「お安い御用っすよ。 で、何か聞きたかったんじゃ?」
「うん。 これ、名前、知ってる?」
「コレはアヤメっすね。 この前エーミールさんが言ってましたけど、花言葉は確か・・・希望」
「・・・・・・わたし、名前」
シノがそう言ったのに対しゾムとショッピは一瞬首を傾げたがすぐに思いついた。
シノ=ハフノン。意味は希望。
彼女にぴったりな名前と花。シノは嬉しそうにアヤメを見つめていた。
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