特殊桐横で洋風パロ1
※洋風パロ設定です※
注意!
※桐横メイン!脇CPあり。
※横澤さんが両性具有者
※受け子女体化の法則
※横澤さんと小野寺は兄弟設定
※横澤、小野寺、高野は幼馴染み
※パロ上、桐嶋→28、横澤&高野→24、小野寺→22で設定してます。
※その他、ご都合主義
※捏造設定、ハンパない
※現代の技術とか色々(ある意味、時代錯誤)
※R-18かな?もろ単語とか使ったりします。苦手な方は、ご注意願います。
※高律は、アニメを中途半端にしか見たことがないので、若干『ん?』となるかも。
※他、随時追加します。
でもよろしければ、どうぞ。
いくら頑張っても、あいつの心は手に入らなかった。
全部全部、素直じゃない妹に向けられていて、俺に手が差し伸べられることなんて無い。
解ってた、全部解ってた。なのに、今幸せそうな二人を見るのがこんなにも辛いなんて思いもしなかった。
「開催国の王子が、賓客の相手をしなくていいのか?」
ラウンジに出ていた俺は、突然後ろからかけられた声にビクッと体を震わせた。
「桐嶋さん…いいんですよ、開催国であっても、俺は主役ではないので」
「ふぅん?」
「それよりも、あなたが此処にいることの方が俺としては不思議です」
桐嶋さんは、ジャプン国国王であり、妹の元婚約者だ。
二人のために、色々と手を回した俺は、勿論桐嶋さんとも婚約破棄のことで交渉した。
元々、妹に会うため何度か来ている彼だったが、話したのはあの時が初めてだ。
だから、俺は桐嶋さんがどんな人か知らないし、少し何がとは解らないから言えないけれど、苦手意識が強い。
「ん?あぁ、元婚約者としては、彼女のお相手が気になったもので」
「……うそくさい」
ニヤニヤと悪戯に笑いながら言うこの人の笑顔は、信用できない。
何をたくらんでるのか、探りを入れたくなる。
「うそくさいって、失礼だなぁ」
あぁ、本音が漏れていたのか。
と、言うことは自分では自覚無いが少し酔っているのかもしれない。
「嘘くさいもんは、嘘くさい、です」
そう言えば、クツクツと笑いだす。
この人は何が面白いんだろうか?
「本音が知りたい?」
ふっと、真顔になった彼は、俺の耳元で囁く。
本当に酔っていたんだろう、俺は彼に吊られるがまま首を縦に振ってしまった。
「へぇ、此処が王子様の自室か…地味だな」
「悪かったな!」
俺の部屋は基本的にアンティークのシックな物で揃えられている。
いや、俺があまり派手な物を好まないからだが。
「いや、変にきらきらしてるより良いだろ」
この人、訳が分からない。
酔ってるのか?
まぁ、それならそれでいいか。
「で?あんたの本音って、何だよ?言っとくが、律と政宗に手を出したら…って、何すんだ!おい!!」
俺が言い終わらないうちに、あぁそう言えばそんなこと言ったな。と言う顔をして、俺をひっぱり、勝手に入った寝室でベッドへと押し倒した。
「俺の、本音が知りたいんだろう?」
「あぁ、そうだがこの体制は何だ?」
「俺の、此処に来た本来の目的は、お前だよ隆史」
なっ、と目を見開いて、桐嶋さんを凝視する。
そこには、悪戯が成功した子供のような顔をした桐嶋さんが、笑っていた。
「おっ、おれ?」
「そう、お前……サファイアの姫君と婚約だって側近から聞かされて、まぁいいか。って、前の奥さん意外に興味無かったから、任せてた。婚約解消も、俺にとってはそんなに大事じゃなかったんだ。でも、お前は違うだろう?」
「……どういう、意味ですか?」
少し、淋しそうな顔をしながら、桐嶋さんは俺の頬をなでる。
俺は、桐嶋さんの言葉に言われもない不安が広がる。
「今回の婚約は、全部お前がお膳立てしたものだけど、内心、穏やかじゃ無いはずだ。お前は、いつも彼を見つめてた。そして、妹である彼女を憎むように睨んでたな」
ひゅっ、と息が詰まる。誰にも、バレてはいないはずだった。
誰にも、バレてはいけないはずだった。
なのに、何故この人は知っている?
桐嶋さんの観察眼に、体が震える。
「どうして?」
その言葉は、酷く擦れて、俺が動揺していることも丸解りになる。
「そう、怯えんなよ。俺が苛めてるみたいだろう?」
「誰が怯えるか!!」
「そう、吠えるなって、夜なんだから。それに……苛めたくなるだろ?」
俺は、その言葉にさっと顔を青くすると、性格悪い、と呟いた。
「そんな風に言うのは、お前が初めてだな。皆、俺のこと良い性格してるとは言うけど」
それが、性格悪いってことなんじゃないのか?
クツクツ笑ってる桐嶋さんは、機嫌がよさそうだ。
しかし、その顔はどこまでも真剣で……。
「なぁ、この婚約が終ったら、お前は辛くないのか?」
「なん、だよ、いきなり…」
「あの二人が結婚したら、間近であの二人の幸せを見ることになる。それをお前は耐えられるのかって聞いてるんだ」
それは、と俺は息をのむ。
勿論、応えることなんてできなかった。
「俺が、連れ去ってやろうか?」
「!?あんた、何言って…」
「お前を、俺の国に連れ去ってやるって言ったんだよ」
「そんなことできるわけ……」
「出来る。俺は出来ないことは言わない」
どこからそんな自信が来るのか解らなかったけど、出来るわけないと思いながら、桐嶋さんのふとした笑顔を見たら、反射的に頷いてしまった。
「連れ去れるもんなら、連れ去ってくれよ…」
勿論、そう桐嶋さんが呟くと、彼はキスしてきた。
甘く、しびれるような、キス。
びりびりとした快楽が、背筋を伝う。
食われるような、荒々しさはないのに、何故か逆らえない。
「んぅ……んっんっ……はぁ、んっ!」
全身の力が抜け落ち、ぐったりとベッドへ横たわる。
その内に、桐嶋さんの手が俺の体を弄る様に動き回って、下肢へと触れた。
それに、ハッとしてその手をつかみとめる。
「どうした?怖くなったのか?」
「ちがっ、でも、そこは、……だめだ」
「何で?」
何でなんて、俺は説明できない。
俺の体のことを、出来ることなら話したくない。
「言いたくないなら、良いけど、止めるつもりもないぜ?」
そう言うと、一息にスラックスと下着を脱がされた。
「やめろ!本当に、やめっ」
「……理由、言わない限り止めるつもりは無いって、言ったよな?」
ニヤリ、とした桐嶋さんは、俺が嫌がるのもお構いなしに、そこへ触れた。
俺は、思わずぎゅうと目をつむり、ガタガタと震える。
「へぇ、これが理由か。何か、すごいな」
そこは、男性器の下に少しの割れ目が出来ており、女性器もきちんと在る。
俺は、そう。両性と言われる部類の人間なのだ。
「…ゃ、」
「隆史?」
「ゃだぁ……嫌い、なんな、でぇ」
ひっく、と嗚咽が漏れるのを止められない。
嫌われたくない。
この人に、嫌われたくない。そう思えば思うほど、俺は涙が止められなかった。どうして、なんて解らない。けど、手を差し伸べてくれたこの人に嫌われたくない。
「何で嫌いになるんだ?可愛いよ、お前はどこもかしこも」
「んっ!!」
ぺろっ、と涙を舐めて行った桐嶋さんは、俺がだめだと言った場所に顔をうずめて行く。
ぴちゃ、と男性器を舐める音がする。
それに、俺の涙も嗚咽も引っ込んでしまう。
「んっ…ふっ」
「声出せよ?」
「んんっ!!……ぃたっ!」
少し、ぬれ始めた女性器の方を弄り出す桐嶋さん。その指が中に入って来ようとしたとき、ピリッとした痛みを感じた。
「一本でもきついな……こっちじゃ、今は無理か。だんだん、慣らして行こうか」
「いた、い!!」
「うん、そうだな。こんだけ狭かったら、痛い、痛い」
まるで、子供に言い聞かせるように、桐嶋さんは俺をなだめる。
それでも、その手に頭をなでられるのは、気持ちがいい。
「今日は、こっちで我慢するわ」
ぴとっと触れてきたのは、後ろの窄まり。それに、俺はびくっと体を跳ね指す。
「やめろ、そこっ……んあ!」
入ってきた指の圧迫感に、俺は眉をひそめる。
「こっちは、初めてじゃないみたいだな」
「…一度だけ、政宗と…」
「そうか……」
それ以外、何も桐嶋さんは聞かなかった。
ただ、丹念にほぐされた記憶はある。
俺が、もういいと言っても、止めてくれなくて、まるで俺の声が届いていないようで怖かったけど、その顔は優しく笑ってて、少しドキッとしたのを俺は感じた。
「入れるぞ」
そう、桐嶋さんの指が引き抜かれ、早急に当てられた高ぶりと共に言われる。
それに、俺が息をのむと同時にそれは入ってきて、俺の高ぶりがはじけた。
はぁー、はぁー、と息を紡ぐ俺に桐嶋さんは笑う。
「入れただけで、イったのか……可愛いな」
「可愛いって、…言う、な!!」
「可愛いものに、可愛いって言って何が悪い?ほら、威勢がいいなら大丈夫そうだな、動くぞ」
「へっ、まだ、だめっ、んぁ!!」
確実に俺の良い所を攻める桐嶋さん。
酔っていたのも重なり、俺は何度目かの強い刺激に、自身を弾けさせ、ゆっくりと意識を手放した。
この夜、最後に見たのは桐嶋さんの満足げな、やはりあの笑顔だった……
「んっ…」
不自然なベッドの揺れで、薄く浮上してきた意識。
ふっ、と目を開けると眩しいくらいの白い光が目に飛び込んでくる。
「あっ、お兄ちゃん起きたの?」
うっ、とその光から顔を隠すようにすれば、幼い女の子の声が聞こえた。
ゆっくりと、その方向に目を向ければ、知らない女の子が俺のことを覗き込んでいた。
「だ、れ?…ってか、ここどこだ?」
「うわっ」
俺の部屋じゃない、白を基調とした、一見質素に見えるけど豪華な部屋。
そこの真ん中のバカデカいベッドの上で俺は寝ていたみたいだ。
女の子も疑問だが、それよりもここがどこか解らず跳ね起きると、女の子は驚いてベッドの上で跳ねていた。
その様子を傍目でみると、自分の体の違和感に気が付く。何で俺、何も着てないんだ?
ちらっと、下半身に残ってる毛布をめくってみると、下着すら付けてない。
俺は、その状況にひくひくと口元を引きつらせた。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
再び覗き込んできた女の子に、俺は驚く。
と、言うより何でこの女の子はこの状況を驚いていないんだろうか?
「あっ、あぁ。俺は大丈夫、ってわるい。大丈夫か?」
「うん、ひよは平気!パパ、呼んでくるね」
その前に、この状況の説明を…!
と思ったが、彼女には通じるはずもなく、パタパタと駆けて行ってしまった。
どうしようもないので、こうなった原因が有るだろう昨日のことを思い出してみる……
確か俺は、政宗と律の婚約パーティーで招いていた客人達に挨拶をして…それから、大体し終わったところでラウンジに出たんだっけ?
……あの二人が一緒にいるところは、喜ばしい事なのに、何でか切なくて…
そこで、あぁそうだ。桐嶋さんが声をかけてきたんだ。元、律の婚約者…。
それで、何でここにいるのかって話をして……
俺の部屋に案内して……?
あっ…桐嶋さんが、俺を連れ去ってやるって…
どうせ出来ない癖にって、でも俺は、期待もしないで俺は頷いたんだ。
その後のことを思い出して、真っ赤になる。キスされて、乱れるだけ乱されて、気を失うなんて……なんて……
うあぁあぁぁ!!!と頭を抱えたくなった時、ガチャっとさっきの彼女が出て行った扉が開いた。「起きたか。調子は?」
「アンタ……まさか、本当に?」
「言っただろう?俺は出来ないことは言わないって」
確かに、そう言ってはいたが…
「出来たとして、俺は次期国王だぞ!?何考えてんだ!!」
「お前のこと」
「なっ、ばっ、はぁ!?」
何でもない風に言われたその言葉に、顔を赤くする。
本当にこの人は何を考えているんだろうか?
解らないまま、ため息をついた。
「お前、思ってたより元気そうだな」
「アンタに言われたくない……これからどうすんだよ?」
「それについて話してやるから、まずはこれに着替えろ。話はそれからするから」
桐嶋さんは俺に紙袋を手渡すと、また出て行ってしまった。
仕方なしに俺は、紙袋を開き、着替え始める。渡されたのは、ラフな格好の服。女物じゃないだけましだが、俺には少し大きいようで裾と袖を2〜3回折り返した。
そうして、見れる格好になると桐嶋さんが出て行った扉をおずおずと開けた。
扉の向こうは、居室となっていて、桐嶋さんはなにやらソファーに座って書類を整理していた。
「おっ、早かったな。少し大きいか」
「あぁ、…ありがとう」
服を脱がせて、なおかつ置いてきたのは、この人だ。だから、お礼を言うのもどうかとは思ったが、一応言っておく。
「パパ、お茶入ったよ」
「あぁ、ひよ。すまないな」
桐嶋さんと反対側のソファーに座ると、今朝の彼女が茶器を持ち、顔を出した。
「あっ、お兄ちゃん。調子はどう?」
「あぁ、何でもない…」そう、良かった。そう言って、お茶の準備をしていく彼女。
桐嶋さんに何と聞いていたのだろう?それより、本当に一体誰なんだろうか?
つか、それ以前に……
「…って、パパぁ!?」
「反応おそっ!」
アハハッと笑いながら、桐嶋さんはひよを呼びよせた。
「桐嶋日和。俺の娘で、今十歳」
「桐嶋日和です。ひよって呼んでね。よろしく、お兄ちゃん」
「横澤、隆史です…よろし、く?」
ぺこり、と頭を下げるひよに吊られて、俺も挨拶する。
何だろう、この子。桐嶋さんに似てなくてすごく可愛い。
「……お前、今失礼なこと考えてなかったか?」
「いや、別に……ただ、桐嶋さんに似てないんだなって思っただけだ」
「あぁ、この子は母親似だから可愛いだろう?嫁にはやらん」「…国家元首のあんたがそれ言ってどうすんだよ」
この親馬鹿が、と俺はため息をついた。
王とは、王族とは国のために、延いては国民のために、血税の代わりに国をより良く治める責任が付きまとう。
結婚も、婚約もそうだ。
政宗と律の結婚にしても、政治的関与が無かったわけじゃない。
元エメラルドの王子を律の婿として迎えることで、エメラルドの国土を我がサファイアの領地と正式に認めさせるための手段だった。
そして、国は俺が継ぐも、次の王には政宗の血を引く子供を置くことで、正統性を次代にまで残す。
それは、国土を保つためにも必要な政治的措置。
本当は、律が俺の姉だったら良かったのに。
俺がちゃんとした女なら、こんなことにはならなかったのに。考え始めると止まらない思考は、俺を泥沼へと追いやる。
「お前、また何難しい顔してるんだ?」
「アンタには関係ない……で?これからどうすんだよ?」
「あぁ、そのことだが。お前には、暫くこの部屋と後宮で生活してもらう」
「はぁ?」
「仕方がないが無いだろう?お前を攫って来たつもりはないが、あちらにしたら攫われたと同義なんだから」
「さらっただろうが!!」
「はぁ?さらったんじゃない、連れてきたんだ。お前が連れ去ってくれって言ったんだろう?」
それはっ!と俺は言葉を詰まらせる。言ったには言ったが、本当にするなんて誰が思う?
「それに、俺はお前をつれてきただけであって、他のものは一切持ってきてないから、窃盗もしてない。お前をつれてくるのに使ったシーツも、あらかじめ隠密に用意させておいたやつだからな」桐嶋さんの用意周到さに、俺は本当にどうしても連れてこられる運命だったのだと、確信した。
もう、何を言っても変わらないのだろう。この人はたぶん、手に入れようと思ったら必ず手に入れる。そうする人だ。
狙われた俺にとってはたまったものじゃないけど。
俺は、そう考えるうちに諦めて、ふぅとため息をついた。
「で?暫くって、どの位だよ?大体、俺がこの後宮で生活するとしてそれが外に漏れないなんて…」
「あぁ、その辺は大丈夫だ。俺の信用出来る者を側に置くし、ひよも俺の母も来てくれる。服なんかは、サイズ測れば、俺が贈ってやるから安心しろ」
……それが一番問題なんじゃないか?桐嶋さんなら、普通の服も贈ってきそうだが、俺が半分は女だということを知ってる。だから、女性物も贈られて来そうで、なんだか怖い。いや、怖いって言うより、俺は女物なんて着たくない。少なくとも、此処までずっと男として育ってきたのだから…。
そんな俺の顔を見て、桐嶋さんは苦笑した。
「そう、また何を考えてるんだか…まぁ、大体は予想が付くけどな。普段着とかは男物で贈ってやるけど、パーティードレスは、女物しか贈ってやれない。それは……ごめんな」
普段は見られることが無いから。でも、桐嶋さんの隣に男の俺が並んでいると、国の立場的に困るというわけ、か。
それは仕方がないのかもしれない。けれど……
「俺はこの国に居る間、公の場に出るつもりはないぞ?」
「う〜ん、それは無理だな。殆ど出なくてもいいが、せめて一回だけ、民の前に顔出してもらうから」俺の妻として。
俺はそれを聞いた時、唖然としたのち、顔から火が出るんじゃないかって位真っ赤になって
「誰があんたの妻になるか!!!俺は男だ!!!」
そう叫んでいた。
でも、そう遠くない未来、どうなるかは解らない……。
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