高野さんが病んでいる
「鬼畜高律、R−18」
「うっ、ててっ、ここ、は?」
ひどい二日酔いで目が覚めた俺は、辺りを見回してみる。
すると、そこは高野さんの部屋で…。
「なんっ」
カシャン
「えっ?」
起き上がろうとして、バランスを崩し、再びベッドへと戻ってしまう俺。
良く見れば、身にまとっているものは、大きさから言って高野さんのYシャツ。両手は手錠でベッドヘッドのポールへ繋がれており、太ももにも何か違和感を感じる。
「起きたか」
「高野さん!?これ、いったいどういうことなんですか!?外してください!!」
いつも通りの高野さんの様子に、無駄に緊張していたのだろう俺の体から力が抜ける。
「はぁ?お前、馬鹿じゃねぇの?」
「たかの、さん?」
俺の拘束を解いてくれるものだと思っていた高野さんは、近寄って来るとそのまま、俺の耳元に顔を近づける。
「せっかく縛ったのに、勿体ないだろ?」
「はっんぅっ…」
音が鳴るほどに、荒々しく絡めとられる舌。
息も継げないほどのキスに、抵抗しようにも両手も両足も使い物にならず、ただそれを受け入れるしかなかった。
「はぁっ、なん、で?」
ようやく解放された唇で紡ぐ音は在り来たりな言ノ葉。
「あ?どうしてだろうなぁ?自分で考えてみろ」
考える暇が有ればな、と高野さんはそのまま俺の体を弄る様に手を動かしていく。
何が有ったか、考えてるけどその思考は定まらない。
「あっ、ちょっまっ、んぅ、あっ」
「これ、何だか解るか?」
見せられたのは、ピンクの卵型をしたもの。
さっ、と頬を染めると同時に、あまり抵抗の出来ない体で一生懸命もがく。
「どこに付けて欲しい?言わなきゃ、俺が好きなところ付けるけど」
「いらなっ、あっ、いりませっんっ!!」
「…なら、俺の好きな場所に付けるか」
にやり、と笑った高野さんの顔に嫌な予感しかしない。
「これ、3つあるんだよね」
どこに付けようか?と、言いつつ着々と準備されたそれは、二つは俺の胸へ医療用のテープで固定された。
もう一つは……。
「おっ、まだ触ってないのに元気だなぁ?」
「ひぁっ!!高野さん、やめぇ、――――っっ!!」
俺自身の先端へ。そのまま、電源を入れられ、最初から最大だ、と言われたそれに、揺さぶられ、あっけなく、白濁を放つ。それでも、その振動が止むことはなく…
「ひぃっ!?なん、で?とめっ、とめぇっ!!ひあぁんっ!!」
俺自身に充てられているそれは、高野さんの手自ら動かしているもので、俺の弱いところとそうじゃないところを行ったり来たりして俺を喘がせる。
もういいか、と2回ほどイかされた後、俺の白濁を纏った指がずぷっと侵入してくる。
「あぁっ!!はぅあっ…、んくっ…、やぁっ!!」
弛緩した体は、抵抗もあまりせず高野さんの指を受け入れる。
抑えようとしても、抑えきれない声が漏れだして、室内を響き渡る。
もう、何でこんなことになったのか考える余地なんて無かった。
「もういいか。入れるぞ」
「はぁんんっ、っちょっ、まっ、ひぃああああああああ!!!!!!」
指を三本加えこんだそこは、もう緩く広がり、指を抜かれたと同時に当てたれた熱量に、貫かれる。
太ももが開かないように拘束されている今、正面から入れられれば、俺の脚が抱えおられるのは必至で、三度目の白濁は俺の顔にもろにかかった。
「うわっ、セルフ?えっろ」
「だれの、せいでっっ!!んぁぅ!!」
「そんだけ元気なら大丈夫だな」
そのまま高野さんに突き上げられて、再び自分で自分の顔に白濁をかけた。
そのまま、うつ伏せでも背面でも何度かして気を失うように俺の意識はブラックアウトした。
その時、高野さんは切なそうに顔をゆがめていた…。
朝日の眩しさに、顔に手を手を翳す。
「んっ……あれ?ゆめ?」
それにしてはリアルな夢だったと、俺はベッドから起き上がろうとして気が付く。
この格好は、この体制は、この拘束は、と。
デジャブ?とも考えられなくもないが、そうではないと解る。
幸い、手の拘束は解かれていたので、そのまま立ち上がり逃げようと、一歩踏み出したところでガチャっと寝室のドアが開く。
「律、お前どこ行くつもりだ?」
「たかの、さん…」
まだ、足りなかったのか?と、にたり、笑った高野さんに突き飛ばされて戻ったのは、ベッドの上。
高野さんの瞳には、狂気の色が見えた気がした……。
END
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