ウサミサ妄想


「あの〜、非常に聞きにくいんですが……この体制は一体何ですか?」

(ははっ、起きたらこれって……この変態バカウサギ!)


俺は、夜きちんとパジャマを着て寝たハズなのに、そのパジャマは脱がされ、裸のまま縛られてた。

何でこんなになるまで起きなかったんだ俺……。



えっ?何?どこを、どういうふうに、だって?


右手は右足と纏めて縛られてて、左手はベッドヘッドへと繋がれてた。

左足は伸ばせないように膝を折り曲げた形で縛られてて……何も隠せる方法が無い状態に羞恥が積もる。


俺、何かウサギさんにしたっけ?


「俺は、ふと思ったんだ。朝起きた美咲が縛られてるとどんな風になるのか知りたくてな」

「知らんでいいこのバカウサギ!さっさとこれほどけよ!」


暴れて見るけど、いっこうにほどける気配のしない腕。

ウサギさんは俺を「何バカなこと言ってんだ?」とでも言うように見下ろしてくる。


「解くわけないだろう、何のために縛ったと思ってる?」


そうですよねーっ!!

いや、だからって素直にやられる気はしないけど!!

でも、俺の体を這いだしたウサギさんの手に、早くも陥落しそうです。

誰か、助けて!


「ちょっ、冗談やめろよ!」

「美咲、俺が冗談言ったことあったか?俺は、本気だ」

(なお質わりーわっ!!!)


そうして、ろくな反抗もできないまま、ウサギさんの手によって落ちていくからだ……。








「う、ぁ、う、さぎ、さん…」


いつもより、自由の効かない体で必死に快感を追い求める。

ウサギさんの手は、冷たいけれどいつもよりも優しく俺を触ってくれる。

ただ、一つ不満があるとすれば…、拘束されているせいでウサギさんに自分から触れないことだけ。

抱きつきたいのに、腕の拘束のせいで抱きつけない。それが悔しくて、涙が出てくる。


「も、これ…」

「あぁ、痛いのか?」

「ちがっ、ねっ?」


ほどいて、そう言うと、ウサギさんは俺も暴れる気がないことを悟ったのか、素直に拘束を解いてくれた。

その瞬間、抱きついた俺にウサギさんは驚いてたみたいだけど…、ウサギさんの熱くなった肌が心地よかった。

ふっ、とウサギさんの笑う気配がする。


「可愛いこと出来るじゃないか…ほら、イケッ……美咲、」

「うっ、さぎ、さぁあぁ、あっぁああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!」


こうして、イカされた俺…今度から、ウサギさんに余計な探求心を抱かせないようにしようと心に誓った。


End



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