やっぱり洋風パロが好き


帝光国
世界一の大国。
城下町、洛山。
キセキの世代と呼ばれる美しい姫がいる。

海常国
海を挟んだ貿易が主流。
もちろん、海産物も新鮮。有名。
先代の王によって、ズタボロの政も政府も現王に立て直された。




笠松 幸男
・海常国国王、賢君と呼ばれる
・嫁は5人。平等に愛してる、つもり。
・森山、小堀とは幼馴染み
・中村は顔見知り、早川は初対面で気に入った。
・黄瀬のことは、黄瀬が変わったため覚えてない(思い出せない)。


黄瀬 涼華-リョウカ-
・帝光国の王妹で、海常国の正室(第一夫人)
・帝光国のキセキの一人
・昔、笠松に会ったことがあり、そこでネジ曲がっていた性格を正され、絶対嫁に行くと決めていた。
・嫁いだとき、正室にと立場上決まっていたが、自分の前に後宮入りしている4人を見てショックを受ける。
・次第に、外(政)に出たがらなくなり、引きこもる、予定
・一応、王妃として相応しい教育を受けてきている
・花言葉に詳しいのは、貴族のイメージで。


森山 由乃-ヨシノ-
・森山公爵の娘で、側室(第二夫人)※表向き、側室に序列はない※
・笠松、小堀の幼馴染みである
・早川、中村は後宮に上がってきてからの付き合い。仲はいい。
・実質、後宮にて仕切ってるのは彼女
・子どもが産まれた時黄瀬から、カトレア+カーネーション(赤)+ダリアが贈られた。


小堀 浩子-ヒロコ-
・小堀伯爵の娘で、側室(第三夫人)
・笠松、森山とは幼馴染み
・後宮のお母さんと言えば、この人。
・滅多に怒ることはないが、とにかく怒らせてはいけない人。
・子どもが産まれた時黄瀬から、ヒルガオ+カーネーション(赤)+紅花が贈られた。


早川 充-ミツ-
・早川子爵の娘で、側室(第四夫人)
・中村と幼馴染みで、一緒に後宮へ上がってきた。
・良く、小堀や森山になついている。
・笠松は、尊敬してる。
・子どもが産まれた時黄瀬から、ヒマワリ+バラ+フリージア(黄)が贈られた。


中村 真也-マヤ-
・先代の王の第一騎士の娘で、側室(第五夫人)
・早川の幼馴染み。
・第一騎士の娘と言うこともあり、笠松、森山、小堀とは顔見知りだった。
・いつも早川に振り回される人。
・子どもが産まれた時黄瀬から、ナデシコ+バラ+スズランが贈られた。
















「幸男さ、ま……」

幸せに、なれると思ってた。
彼と、結婚したら幸せになるんだと、思ってた。

けど、現実は残酷すぎるほどにこの心を切り裂いた。

「聞け、幸男!」
「何だよ?」

頬を染め、笠松に走りよる森山。
その姿を、眉を寄せながら見ている笠松の顔には、それでも穏やかな笑みが浮かんでいた。
(俺にはあんな顔、したこと、ない……)
呼び掛けようとした黄瀬の言葉は途中で消えた。
悔しくて、涙を堪えるので精一杯だから。

「ここにな、二人目がいる」
「…っ!?本当か!」

嬉しそうに笑う笠松を見ていられなくて、踵を返して部屋に戻った。
その後ろ姿を、笠松が見て怪訝そうに「涼華?」と、呟いたことなんて、黄瀬は知らない。

パタン、と自室の扉を閉めると、ズルズルと座り込み、膝を抱えて丸くなった。

「解ってた、ことじゃないッスか、俺は、オカザリのせーひさま、なんだって」

解ってた事じゃないか、愛されないなんて。
元敵国から来た、嫁なんて。
立ち上がり、フラフラとベッドへ座り込み、横になる。

「忘れる、忘れるッスよ、大丈夫、俺は、大丈夫、解ってる、側に居れるだけで、いい、幸せ、なんスよ……」

言い聞かせるように、黄瀬は眠りに着いた。
ひっそり、新たな命の宿る場所を撫でながら。













「何だって、コイツはこんな場所でこんな格好で寝てんだ?」

侍女に待てと止められるのを振り切って入ってきた笠松は、ドレスのままベッドの端に寝ている黄瀬を見て、眉を潜めた。
返答の無い問いを呟き、ため息を着くと、ドレスは仕方ないとして、ベッドの中央へと黄瀬を寝かせた。

「ん……ぅ」
「!?」

身じろぎ、声を漏らす黄瀬に笠松は驚く。

「ゆ、きお、さま……」
「起きた、のか?」
「んぅ……すぅ……」

再び規則正しい寝息を吐き出した黄瀬に、笠松は脅かしやがって、と安堵の息を吐いた。
笠松は、普段から余り黄瀬に寄り付かない。それは、黄瀬を嫌っているからではない。寧ろ、愛そうと努力した結果、他の四人とは違う黄瀬にどう接して良いのか解らず、距離を取っているに過ぎない。

「寝ていれば、大人しくて良いのに」

皮肉を吐いても、返ってくることはない。
それにクツクツと笑う。

「やっぱダメだな、お前は笑ってねーと」
「んにゃ、むぅ……」

頬をつつけば、黄瀬が嫌がる素振りをする。
それで気づく。黄瀬の目元が少し赤く腫れていることに。それに、キツく眉を寄せた。

「……何かあったら、全部俺に言えよ」
一人で何でも抱え込むなよ、あんな泣きそうな顔をするなよ、独りで涙なんて流すなよ、
「俺は、お前の旦那だぞ?少しは頼れ」
全部受け止めてやる。

笠松は、黄瀬の目元にキスすると、その場から去った。





な、感じの話が読みたいです!
きっと、本編?書こうとしたら違う話になると、思う。
その前に誰かくれ、ださい。

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