幸せを求めた魔女の御話
――これは、幸せを求めた魔女のお話
魔女は、数多の国々を転々としていました。どの国でも魔女は、その美貌と存在ゆえ、妬まれ、貶められ、悪い魔女として追い出されてしまいます。
そのたびに、魔女は悲しみのあまり涙し、しかし、人間が好きだった魔女は人間と関わり続けました。人を愛していたのです。
しかし、長い歳月が過ぎ、とうとう魔女にも限界が来ました。
これ以上、人と関わるのは止めよう。
そう、最後の国を出ると決めました。
次の国に着いた魔女。
魔女は、深い深い森の奥にひっそりと住めるような小屋を建て、そこで暮らすことを決意します。
滅多に人間が訪れることはないであろうその場所が、魔女にとって楽園になるように。
「んーっ!今日もいい天気ッスねー」
おはよう、と毎日訪れる小鳥たちにあいさつする。
深い深い森の奥。意外にも居心地もよく、余り困ったこともない。
近くの川へ行けば水は手に入るし、魚も獲れる。
森であるから、当然野草も手に入る。薬草何かも一緒に取れるし。
ただ、主食となる米やパン、豆などは麓の村まで買いに行かなければならない。
だから、月に一度、取っていた薬草を、お金に変えてそれらを買う。
その内、畑でそれらが取れるようになるまでと決めて。
そうして、慎ましく暮らしていた。
そんなある日。
「魔女を探してる?」
「そうさ。何でも、王様が病気らしくってねぇ。その病気を治せるのはもう、魔女しかいないって事らしいよ」
「へぇ?そうだったんスか」
久しぶりに降りた村の中には、軍服を纏った見たことの無い人で溢れていた。
懇意にしてるおばさんに訳を訪ねると、そう答えが帰ってきた。
「けど、この辺に魔女がいるなんて噂、聞いたこともないし、居るとしたら、中央だろうにねぇ」
「そうっすねぇ、聞いたこと無いッスね」
黄瀬は、ここに住み始めてから、自分以外の魔女を感じたことはない。
自分の存在も明かしてないから、噂になるハズがない、だとしたらどうして軍はこんな辺境の村にいるのだろう?
「あっ、そうだ。今月の……」
考えても仕方がない、と村に来た目的を果たす。
人の世の事など、私には関係ないって言い聞かせて。
「すみません、少しお話宜しいですか?」
少しのパンと米、大豆などの豆を買って、帰ろうとした矢先、軍服を着て、眼鏡をかけた青年に呼び止められた。
「あの、急いでるんだけど?」
「じゃあ、簡潔に。王都までご同行願えますか?」
「何で?」
「貴方の力をお貸しください、魔女様」
ひくり、とほほが引きつった気がした。
「魔女?あたしは魔女じゃないッスよ?」
「いいえ、あなたです。貴方しかいません。その黄の御髪に瞳の人間などそう滅多に目にかかれるものではありません」
そう言う軍人に黄瀬は目を見開いた。ここに降りてくる時、村の人間に怪しまれないように、魔法をかけて髪と瞳の色を隠していた。それは、そうそうバレる代物じゃない。それは、黄瀬が一番得意としてる魔法だからだ。
「ご同行、願えますか?」
「お断りッス!!」
だん、とその軍人を突き飛ばした黄瀬は、自らの住む森へと駆け出した。
「お待ちください!!」
後ろで軍人の叫ぶ声がするが、黄瀬は振り返らない。もう、人間なんて信じない、関わらない、そう決めたから。
立ち止まってしまえば、また人と関わってしまうから。
先輩が出てない、だと??
(すんません、そこまで書く気力がなかった)
黄瀬 涼太
魔女の一人、魔女は基本男みたいな名前を名乗る。真名は別にある。
悪い魔女、として各国を追い出されてるが、その実、被害者の割合が高い。
人間大好き、だったが数々のことを経て、人間不信に。
ひっそり、森の中で暮らすことを決意。(人間にはその森が帰らずの森と呼ばれてることを黄瀬は知らない)
笠松 幸男
黄瀬のいる森のある国、海常の王子様。王が病気で伏せっているため、実質今の実権を握って政を動かしているのは彼。桐皇の今吉とは従兄弟。ある意味、とてつもなく中がいい。
由乃
笠松の異母妹。美人な母親の血を強く引くため、父親似の笠松とは似ていない。今吉の婚約者。
小堀 浩美
由乃付の侍女。輿入れの際もついていく予定。
早川 充
黄瀬付の侍女、になる予定だった。
中村 真也
笠松の親衛隊体長。だが、黄瀬を迎えに来たのはこの人。って予定だった。
つまり、中村と黄瀬しか登場してない。[newpage]
お話の流れ
・前の国(桐皇)から逃れて来た黄瀬は海常に付き、そこでひっそりと暮らす決意をします。
↓
・桐皇の今吉から黄瀬の情報が笠松に届いた
・父親の病気(森山が原因)のために、キセキの一人と呼ばれた黄瀬を探しに中村を派遣
↓
・中村が黄瀬を発見(中村のメガネが特殊なもので、魔法を破る効果があります)
・黄瀬は逃亡。中村以外の兵には黄瀬がわかりません。
・帰らずの森に入っていった黄瀬に、中村青ざめる
↓
・とりあえず、一旦帰って笠松に報告
・笠松、今度は自分で動いてその森の中へ単身乗り込んでいきます
・しばらく進んだところで、黄瀬の小屋発見
・とりあえず、黄瀬を説得(力技あり)
↓
・王都に帰ったらまず、王を見る(一発で原因を突き止める)
・緑間を呼んで治してもらった方が早い、と自分のことを伏せて秀徳の緑間を呼び出した。
・緑間がいる間、ずっと黄瀬は隠れて暮らしてました
↓
・王様も治ったし、と次の住居を求めて旅立とうとする黄瀬(前いた場所は、仰々しく黄瀬を迎えに着た面々で居辛くなってしまった)
・それを引き止める笠松と、なぜか森山
・拒否する黄瀬に、離宮ならあまり人もいないし、関わることも無いだろうと進め、とどまらせる
↓
・週一で訪れる笠松に段々と心を開きかけ、無意識の内に恋をし始める黄瀬
・が、最悪のタイミングで笠松の婚約者を名乗る女性が出現(婚約者候補、というだけ)
・ふらっと消えかけた黄瀬を間一髪のところで引き止める笠松
↓
・しかし、黄瀬のガードは初めの頃より固くなる
・そんな黄瀬を見て悩む笠松(いっそのこと手を出してしまって既成事実でも作ろうかと・・・。)
↓
・笠松の婚約者(候補)、という女性の所為で追い詰められていく黄瀬
・「アタシは、悪い魔女だから」そう嘲笑する黄瀬をどこかに入れたい
・↑を言わせた後に笠松に婚約者候補へ「いい加減にしろ!」てきな言葉を言って欲しい
↓
・黄瀬の人柄を知って、黄瀬を気に入った笠松は自分の婚約者に黄瀬を選んで、ハッピーエンド
な展開が見たいです。
誰か、こんな感じのファンタジーパロディ書いてください。お願いします。
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