とある校了の日に


「・・・あぁ、これですす」


校了の途中、話していた高野が突然バッターン、と倒れた。こんなことは初めてで、エメラルド編集部が一時騒然となった。


「横澤さん、助けてください」


涙声で、実際そんなクリアに聞こえず、ぐっだぐだに濁点ついてたしゃべり方だったが、まぁ、用はそう言うことだった。半ば無理やり連れて行かれた高野の寝ている医務室。静かに眠っているように見える高野の姿。その傍で泣きながらエメラルドの編集が集まっていた。

が、今は校了中のはずだろう。その時間の無い中、こうして無駄に時間をとられるのはイラっとした。そして、その原因を作った高野にも・・・。


「どけ」


そう、ベッドの周りの奴らをのけると、すっと息を吸い込んだ横澤は、カッと目を見開いた。


「起きろ!!!」


その怒声に、パチッと目を開いた高野。よかった、そうエメ編のメンバーは思うが、横澤はかまわず起きた高野に、怒鳴り散らす。


「何やってんだお前!今、忙しい時期なのわかってんだろうが!!こんな時に倒れるなんてバッカじゃねぇの!?体調管理はあれほどしとけって言っておいただろうが!!俺は今、ザ☆漢のアニメ化の企画で忙しいんだよ!手間取らせんな!!!」

「うるせぇな!!倒れたの解かってるなら静かにしろや!こちとら病み上がりだぞ!?ふざけんな!」

「あぁ!?テメェが悪いんだろうが!お前が倒れたせいで俺まで呼び出されたんだぞ!?ふざけんなって言いたいのはこっちのほうだ!」


その後の、高野と横澤の怒鳴りあいは、とある勇者がそろそろやめた方が・・・と言ったところで終着がついた。


「たく・・・倒れた位で大げさなんだよお前ら」

「全くだ。高野なんてその辺に転がしておいても良いから仕事しろ」


そう言っている間にも、高野は医務室のベッドから立ち上がる。


「まだ、寝てたほうが」

「「はぁ!?」」


そう、言いかけた言葉は、二人の睨みとその言葉に消えていく。


「寝てる暇なんて今ねーだろうが!何考えてんだ!?倒れたせいで余計なタイムロスしたってのに!」

「編集の忙しいのは今だろ!?俺まで呼び出したんだから、寝てる暇があったら馬車馬のごとく仕事しろ!!」


それだけ言うと、二人はもと居た場所へカツカツと歩いていく。


「ったく、面倒な手間取らせやがって」


くそっ、と悪態を付いた横澤。


「何やってんだお前ら!さっさと行くぞ!」


と、高野は歩きながら呼びかける。

それに、羽鳥は安堵のため息を吐きながら続き、美濃もにこにこしながら後を追う。

木佐はハッとしてやべぇ!!と走り出した。

小野寺は、何なんだこの人たち・・・と思いながらのろのろと後を追った。


エンド☆


いや、鬱憤っていうかストレス溜まって倒れた高野さんを書きたかっただけなんだが・・・。そして、ストレス発散は横澤さんとの怒鳴りあい。って言うのを書きたかったのだよ。何でこうなった・・・orz



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