姫と出会った人々と
「おっ、生きてたか」
水色の髪の少女が呻き、うっすらと目を開けた。その少女の瞳に映ったのは、黒髪眼鏡の青年と、赤い髪をした少女。
「ここ、は?」
「誠凜って自治区知らないか?」
「せい、りん?」
その名前を聞いて、少女は自分はそんな遠くまで歩いてきたのか、と思った。
「俺は、日向。こっちの赤いのは火神な。まぁ、自己紹介はとりあえず置いておく」
そう、日向は言うと水戸部を呼び、少女を運ばせた。日向と火神は、他にすることがあるのか、二人で別の場所に行ってしまう。水戸部の背中に少女は背負われながら、少し、寂しいと感じた。が、疲れがたまっていた少女の体は休息を欲しがり、いつの間にか再び眠りについていた。
目が覚めたとき、少女は土の上ではなく、ベッドの上に寝ていた。
「おっ、目が覚めたか?今、日向さんたち呼んでくるな」
ちょうど、入り口を開けた火神が、少女の目覚めに気が付き、そのまま部屋を後にした。
ものの数分で、日向を伴って再び入ってくる。
「お前、寝る前に話したこと、覚えてるか?」
「はい。えっと、ここは誠凜自治区で、アナタは日向さんと、あちらが火神さんでした、よね」
「そうだ。で、お前は一体何者だ?」
そう、膝に肘を立てて手にあごを乗せた日向は、少女をぼんやりと見やる。
「僕は・・・黒子、テツヤです」
「黒子テツヤ、ね・・・元帝光の第七皇女と同じ名前だな」
「その、黒子が僕です」
「へぇ?」
と、とても信じてはいないような眼差しで、日向は少女を見ている。
実際信じられないだろう。こんな所に、元皇女様が居るなんて。
「まぁ、お前が誰だろうと俺たちの知ったこっちゃねぇんだけどよ・・・お前、体はもう大丈夫だな?」
「えぇ、まぁはい」
「なら、明日からお前も働け」
「えぇっ!?」
驚いている割には、表情筋が働いていない。
本当に驚いているのか、不思議になる。
「大体の仕事は、その場に居る奴に聞いたら解かるだろ」
それじゃ、ゆっくり休めよ?と部屋を出て行く日向。
火神も、それに習い、出て行く。
「あっ、後で夕飯持って来てやるよ」
そう言って、にっこり笑いながら。
黒子のお相手は、まだ考え中です。とりあえず、どうしたら良いだろう?
黒子 テツヤ
→女体化して(re・・・。帝光の元第七皇女。テツ姫と呼ばれていた。存在が薄いため、良く見落とされる。父王にも、よくスルーされてたり。けれど、自分を見つけてくれていた姉妹たちは、信頼している。
日向 順平
→誠凜という自治区の長。常に、せかせかと動き回っている。警備の一環としてでもあるので、常に帯刀しており、臨戦態勢ばっちり。良く、人や物を拾う。その人や物が何であろうと関係ない。助けたら、それに見合うだけ強制的に労働させる。働かざるもの、喰うべからず。それを地でいく。
火神 大我
→女体化して(re・・・。ある日、日向が拾ってきた謎の人物。良く食べるので、日々の労働で返しているつもりが、借金ばかりがかさんで行く。料理を担当しており、酒屋などでアルバイトなんかもしていたりする。何も無い時には、無意識のうちに日向の近くに居る。それが、自然になってしまっている。
(ほんの作者の小話)
という、誠凜を書きたくて書いたんですが、黒子の相手が・・・。決まらない。そして、日火、やっぱり好きだ!!誠凜=日火っていう公式が頭の中で組みあがってる・・・。
りことか、木吉とかも気が向いたら出したいな!!何気に、りこ好きだ!!しかし、CPが決まらないな。木吉は、木花が好きなんだが・・・ゲスが・・・ゲスが・・・。
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