ああなにゆえ君は返事をくれないのでしょう、僕の手紙はまったく一通たりとも届いていないのでしょうか?どうしたって奇跡は起きないのでしょうか?君はどこにいるんですか?突然いなくなったのはなぜですか?行き先も告げなかったのはなぜですか?まだあのオーロラは輝いていますか?君に危害を加えていませんか?
今すぐ会いたい。
少しでいい、ほんの数分でいいから僕に時間をください。
ぼくにあいにきて、あいたい
あいたいあいたいあいたい
以降は見慣れない言語が書き殴られていて読めたものでなかった。
文面から妙にうすら寒い不穏なものを感じていたので、読めなくてよかったと思う。
そうだな、返信の書き出しは…お久しぶりです、とかでいいのだろうか。
誰かに手紙なんて書いたことがないからわからない。
まさか君が俺を覚えているとは思わなかった。
手紙を読んだのはほんの偶然だけれど、かつての知己が元気にしているようで嬉しい。
悪いけど君に会うことは出来ないし、会うつもりもないことを予め伝えておく。
俺の方も息災だから心配する必要は全く無い。
俺は目標も無いまま生きているから、ギャングになってでもやり通したいことがあるというのは単純に羨ましいよ。
月並みな表現しかできないが、応援している。
だから、そんな君に頼もしい仲間ができたことを嬉しく思う。
確か…そう、ミスタやナランチャや…色々書いてあったが、賑やかで楽しい連中なんだろうな。
君にも彼らにも会えはしないが、いつも無事を祈っている。
すべからく君の夢が叶うことも。
それじゃあ元気で。さようなら。
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