不安

「名前…愛してる」







星が夜空にたくさん輝く夜、名前はノリントンに手の甲にたくさんのキスをされながら優雅にしなやかな足を伸ばし、本を読んでいた。










『...ありがとう。どうしたの?急に』


名前はノリントンの寂しげな声にしんぱいしたのかサイドテーブルに本を置き、彼の正面に向く。







「…ただ、君に愛してると伝えたかったんだ。愛してる以上に言葉で表せられないくらいに愛しいのだ。」









熱っぽい目線で名前を見つめ、耳元で愛を囁く。










くすぐったかったのか、すこし身をよじるとその動きを阻止するかの様に腕を掴み、耳たぶを甘噛みした。









「私から離れないでくれ…どうか…君が居なければ、離れてしまったら、そんな日がいつか来てしまうかもしれないと考えると不安でたまらないんだ…」





そのまま名前にしがみつく様に抱き着いた。










『どうしたの急に…?心配しなくても居なくなんてならないわよ。私も貴方を愛しているわ。』










怯えた子どもをなだめるように、抱き着いたノリントンの頭を撫でる。











そのままノリントンは名前を抱きしめ、唇を重ねた。




それはまるで、愛を確認するかのようにな濃厚で痺れるようなキス。





次第に首に手を回し、激しく唇を押し付けた。








名前の顔はすこし紅潮しており、髪がすこし乱れたその姿は慎ましやかな色気が滲み出ている。








ノリントンはたまらず名前のドレスから見えるスラリとした足にキスをした。





割れ物を扱うようなねっとりとしたキスに名前の息は次第に早くなる。





「君は僕をどこまでも溺れさせる…」






低い男性らしい声で耳元で囁かれ、そのまま2人は互いに愛を確認しあったのであった──────