トパーズ/sha
今日は誕生日だから期待を背に彼氏であるシャオロンの家に来たのだけども家のチャイムを鳴らしても反応がない。先程から連絡を入れても反応が無いんだけども。
ドアノブを握って右回転をさせるとすんなりとドアが開く。駄目だとわかっていても倒れているんじゃないかと不安になっていて仕方ない
「おじゃまします」
そう言って入ってみれば返事も何もしないから奥へと恐る恐る歩いていくとリビングだけ電気が着いている。シャオロンいるじゃんと思いながらリビングに行くと机に腕枕をして寝ているシャオロンの姿。
周りには誕生日おめでとうと感じに風船とかガーランドとかがあり頑張って作ってくれていたんだなと思うが待っているうちに寝ちゃったんだなと思う。
綺麗な寝顔に気持ちよさそうに寝ている姿を起こすのもなと思い。彼の横に座りながら携帯をいじっていると暇になり段々と眠たくなっていく。
「眠るか」
そう零してソファーに横になり目をつぶって眠る。
「...ろ...きろ...起きろ」
体を揺さぶられて目が覚めると目の前には彼氏であるシャオロンが身体に揺らして起こしていた。私は目を摩りながら「おはよ」と言う。
「おはよ。じゃないわ!ごめん。寝ていて」
手を合わせて腰をおって謝っている。私はその姿に驚いてしまう。彼らしいが彼らしくないなんて思ってしまう。
「別にいいよ。それに、誕生日にシャオロンの寝顔見れたし私的には良かったし。これだけの飾り付けとか準備していたんでしょ。疲れて当然だよ」
「いや、それでも大切な日に寝ていてほんと、ごめん。こんな雰囲気無いけど。これ、貰ってくれないか」
紙袋を渡してくる。お洒落な紙袋に喜びを隠せないしシャオロンが私のことを考えてプレゼントを買ってくれたことがとても嬉しい事である。
「この中身見て欲しいんやけど」
シャオロンはそう言うから紙袋を開けると一つの質素な箱が出てくる。何が入っているのか分からないけどシャオロンが選ぶ誕生日プレゼントなのだからとても素敵なものなのだろうなと思いながら箱を開けてみる。
「これは...」
「リップなんやけど。お前にな似合うと思ったんやけど。どうかな」
照れくさそうに言う彼の顔はとても赤色に顔が染められている。このリップは確か、ブランド物で高めの商品だから学生の私からしたら手を出すのは難しい代物なのに。
「前にさ、一緒に買い物しに行った時にそれ、めちゃくちゃ見えたやん。欲しいのかなって思ったんやけど良かったかな」
「うん。ありがとう。めちゃくちゃ嬉しい」
「今日ってリップ塗ってたりする。」
「いや、塗ってないよ」
「それなら、それ塗って欲しいんやけど」
そう言う彼の頼みだからとりあえず、リップを手に取りキャップを外して色を確認するけど、私が欲しがっていた色である。
ちゃんと見ていたんだなって思いながらスマホを鏡にして塗る。とても発色が良くて綺麗に塗れた
「シャオr」
名前を呼ぼうと顔をシャオロンの方に向けるといきなり口付けをしてくる。何秒間も酸素が吸えないなく彼が離れると同時に銀色の糸が彼の口と私の口に結ばれていた。
「やっぱり俺ってセンスあるな。これからも俺の隣に居てな」
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