「少し考えさせていただきたい。明日までに考えておくので今日はごゆっくりお過ごしください。そこの者、王女様方を客間へ案内しなさい」
オズマンドはメイドの1人にそう命令した。
メイドは慌てて返事をしアリシア達に声をかけた。
アリシア達はメイドについていく。
「なあレイル、あとで客間に行ってみよーぜ」
「いい考えだねカイル」
オズマンドに聞こえないように小さな声で話す。
「さあ、カイル様レイル様。お部屋に戻ってお勉強の続きですよ」
ばあやが2人の首根っこを掴んで引きずって連れて行く。
「勉強なんかやだー!」
「やりたくなーいー!」
「君も早く仕事に戻りたまえ」
オズマンドが門番に声をかける。
門番は「は、はい!申し訳ありません!」と言って走って去って行った。
「君達もだ」
残って居たメイド達にも声をかける。
メイド達は慌てて仕事に戻った。
応接間から誰も居なくなったのを確認し、オズマンドも自室へと戻って行った。

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