暗くなる頃に2組ともお城に戻ってきた。
アリシアとレイルは満足そうな顔をしている。
その後ろにはげんなりとしたクレール。
「楽しかったね、お姉ちゃん」
「そうね!普段遊べない分たくさん遊んだわね」
「こっちも楽しかったー!」
カイルがそう言う傍らでアイスはぐったりしていた。
ルミエールもあまりわからないがどこか疲れているようだった。
「良かったじゃないカイル」
レイルは嬉しそうに笑う。
「でも、お姉さん疲れてるみたいだけどどこ行ってきたの?」
「遊園地だよ」
「あー、もしかしてあっちの遊園地?」
「そうそう!普段行けないからすげー楽しかった!」
おもちゃの国には遊園地が2つあり、1つは小さな子からお年寄りまで楽しめるようなアトラクションばかりの遊園地でもう1つは絶叫系ばかりを取り揃えた遊園地である。
カイルが連れて行ったのは絶叫系ばかりの方である。
レイルと話していたカイルだったが急にアイスの方を向き尋ねた。
「お姉さんは楽しくなかった?」
「…っ!た、楽しかった、わ…」
急に話をふられたので驚いた様子で答えた。
「そっか、良かった!」
ニカッと笑うカイルを見て、アイスも微笑んだ。
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