「ねえお姉ちゃん、アイスお姉さんってなんであんな感じなの?ちょっと体力なさ過ぎない?」
「そうね…私もよくわからないのだけど…。体を動かす授業はダンス以外見学してるの…」
「ふーん…?」
「あとさ、アイスお姉さんのお母さんってどんな人?」
アリシアは何故そんなことを聞かれたのか不思議に思ったが答えた。
「そうね…アイスのお母様は遠目でしか見たことなくて…とても綺麗な人だとは思うのだけど…。どんな人かっていうのはよくわからないわ…」
「レイル、なんでお姉さんのお母さんのことなんて聞いたんだ?」
「んー…今日お姉さん、お母様が…って言ったあと顔色が悪くなったんだよね」
「…へぇ」
「僕の思い過ごしだと良いんだけど…」
「アイス…」
アリシアは考え込んでしまった。
クレールは黙ったまま辺りを見回している。
「姫様…」
クレールはアリシアを呼ぶと耳元で何かを言った。
「とりあえず私もお部屋に戻るわね!」
アリシアはそう言ってカイルとレイルに手を振った。
「貴方達も自室に戻られた方が良いかと」
クレールはそういうとアリシアの後について行った。
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