ディオ様のお世話係になりました

3


「マリア、君とディオは顔見知りらしいね」

 ディオがジョースター邸に来た翌日、マリアはジョージに呼び出された。

「知り合いと言っても近所に住んでいただけで、あまり親しいわけではありません。旦那様」

「そうか。いや、ディオから顔見知りだと聞いてね。彼はお父様が亡くなったばかりで、しかも慣れない環境に身を置いている。心細いだろうが、知り合いが傍にいればいくらか気もまぎれるだろう。すまないが、今日から彼について身の回りの世話をして欲しい」

 雇用主の要望とあらば断れない。マリアはスカートの裾を持ち上げ深く頭を下げた。

「畏まりました、旦那様」
[*前]- 3 - [次#]
[しおりを挟む]
目次戻る
STARCHILD