やってきた呪いの王
「くぁ…。ねむ…い」
昨日はさとると一緒にゆーじとめぐみの帰りを待ってたんだけど緊急事態?みたいでさとるはゆーじとめぐみのお迎えに行っちゃってすみれはのばらのお部屋にお泊りしたの
のばらのお部屋、いい匂いだったなあ…
のばらはすみれと一緒にお風呂に入ったあとにすきんけあ?っていうのをやっててすみれも初めてぱっくっていうのやった!
お顔にペタッてシールみたいなの貼ってのばらと二人で大笑いしたの
…あっはっは!すみれ、アンタ似合わないわね!
…のばらだってお顔、真っ白だよ!
…ホントすみれってば嫉妬するくらいイイ肌してるわね!まったく!このたまご肌守んなさいよ!
…うん?わかった!
そのあとのばらのベッドで二人でくっついて寝て、朝起きたらのばらがバタバタと慌ててた
…のばら?どーしたの?
…すみれゴメン!新田ちゃんが呼んでて任務の補助に行かなきゃ行けなくなったから1人になっちゃうけど虎杖たちのこと待てる?!
…うん、だいじょーぶ
のばらと3人の帰りを待っていようと思ったんだけどのばら、にったちゃん?って人に呼ばれて行っちゃった…
今日はしょーこもすぐるも居ないし…つまんない
ゆーじとめぐみとさとるの三人が早く帰って来ないかなぁって思ってオリヴァーを連れて談話室にきた
でも、まだ誰も帰ってきてなくてさとるが言ってたオリヴァーを起こす宿題をやってるんだけどちっともオリヴァーは起きてくれない
さとるに教わった呪力を込めてみても起きないからすみれ特製のアメ玉をオリヴァーの口中に入れてもぐもぐさせてみてもやはりなにも反応をしめさない
「んもーーー!オリヴァー、いつになったら起きてくれるのー。すみれ一人だとつまんなーい」
ポカッとオリヴァーの頭を叩く
「すみれ〜、ぬいぐるみは叩いたらアカンよ」
ふと聞き慣れた、待ち望んだ声が聞こえた
「ゆーじ!」
任務に行っていたゆーじが帰ってきた!
ポイっと抱きしめていたオリヴァーをソファに投げ捨ててゆーじの足に抱きついた
投げ捨てられたオリヴァーがすみれが口の中に押し付けていたアメ玉をゴクンと一人でに飲み込んでいたことにすみれは気づくことはなかった
「ゆーじ!ゆーじ!おかえり!」
「ただいまー、すみれ」
ゆーじに駆け寄るとゆーじはすみれのことを軽々と抱っこしてくれた。ゆーじに抱っこされるとゆーじの顔とすみれの顔がグッと近くなる
そこでふとゆーじの目の下に任務に行く前にはなかったはずの傷ができているのに気がついた
「ゆーじ、怪我したの?お目々のとこ」
「ん?あー、これ?」
「お怪我ならしょーこに治してもらお?」
ペタペタとゆーじの傷に触っているとその傷が急にパチッと開いてすみれと似た真っ赤な瞳と目が合った
「ケヒッ」
「え?だぁれ?」
「あ!」
ゆーじが自分のほっぺたをパチンと叩いた。そのあとにはいつものゆーじのほっぺただった
「ゆーじ?」
「ビックリさせてゴメンな。ちょっと任務先で両面宿儺の指っていう特級?呪物?、つーなんかやべぇもん飲み込んじまってさ」
「ゆーじ、ゴックンしちゃったの?ゲロマズぅ〜じゃなかった?」
「ゲロマズだった!不味すぎて涙出たってすみれ、なんで宿儺の指が不味いって知ってんの?」
「すぐるがね、呪霊はとっても不味いって言ってたからゆーじがゴックンしたのもマズいのかなって」
「夏油先生が?もしかして俺、夏油先生と呪物のゲロマズ談議出来んじゃね?」
すみれを抱っこしたまま反対の手で顎を掴み考え込んでるゆーじのほっぺをじぃーっと見つめる
「すくな?」
「呼んだか?」
「あっ!」
すみれが宿儺の名前を呼ぶとゆーじの目の近くにまたお目々と口が出てきてた。ゆーじが叩くと今度は手の甲にお口が出てきて赤い舌がペロっと出た
「ゆーじ!なにそれ!すごい!」
「すごい?!すごかねーでしょ…こんなビックリ人間みたいな身体になっちまってさ」
ゆーじの手を取って手のひらを上に向けると今度は手のひらにお口がクパッと現れる
「ほぅ…
「名前?すみれ!」
「すみれか。覚えておいてやる。また近いうちに会おう」
「なんだ?宿儺のやつ…」
そういうとゆーじの手のひらにあったお口がすぅっと消えてなくなった
「ゆーじはすくなになっちゃったの?」
「いやいやいや、俺は俺のままだよ!虎杖悠仁!すみれのちっちゃい頃からの友達!」
「そっか、ふふっ。ゆーじー」
ゆーじのほっぺたに自分のほっぺたを擦りつけてゆーじはゆーじのままだったことに安心した
「あ!」
「どしたん?すみれ」
「すくな、すみれのほっぺた舐めた!」
「はぁ?!オイ!宿儺っ!!」
「………(珍しい