そう言ってバランスにキュータマを渡された。
「ちょーっとだけ弄らせてもらって、これからは制限無く魔法のチカラを使えるようにしておいたからね〜」
機械生命体はそんな事も出来るのか……!
「あ、ありがとう、!」
正直、これから制限有りだと厳しいなと思っていた。
「バランス、あの、私、お礼がしたい」
「お礼なんて良いよ〜ありがとうって言葉だけで充分さ」
§
「はふぅ……今日も美味しかった!」
「グラッツェ! そんなに美味しい顔をされたら、これからももっと頑張らなくちゃいけないね」
突如、オリオン号内に警報が響いた。
「チキュウにジャークマターが出現しました!」
「朝っぱらからよくやるねえ……よし!いつものアレ、やっちゃうよ〜」
「アレ?」
司令は回転式の抽選箱を司令席の横から出し、皆のキュータマを回収し始めた。
「キューレットザ、チャ〜ンス!」
すると、どこからともなく音楽が流れ始めた。
「キモッタマッタマッタマッ♪」
ノリノリで踊る司令。
その間にもジャークマターは暴れているんですよ!
「……もしかして、毎回やってるの?コレ」
「……うん」
コタローと一緒に若干引き気味で見ながらも、今回の出撃メンバーが選ばれた。
赤、青、緑、水色。
それぞれラッキー、ガル、ハミィ、コタローだ。
行ってきます!と4人は元気よく出ていった。
さて、私は何をしたら……。
//2018.04.09[back]